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2022年11月3日木曜日

円安による外貨レートの被害を最小限に食い止める方法②

 留学中、もしくは留学予定の皆さんは教育委員会への支払いはどうしていますか?

我が家はリッチモンド教育委員会へ直接カナダドル(CAD)で支払っています。

 

多くの日本にある留学エージェントは学費、ホームステイ代を円建てで請求してきますが、もしも直接教育委員会にCADで払えるものなら(留学エージェントに話ができるなら)俄然、CADで払った方がお得です。(円ではなく、CADです!ここ、強調!)

 

我が家は留学をスタートした半年分だけエージェントを通して円建てで払わないといけなかったわけですが、請求書を見て、愕然としました。その当時の新聞、ネットなどに載っているCADのレートに「1CADにつき5円を加算したレートで請求させていただきます。」とのことだったからです。暴利だな、と思いました。

 

BC州の教育委員会の多く(ひょっとしたら例外もあるかもしれないので、「多く」という言葉を使いましたが。)が学費、ホームステイ代などが統一されているようです。カストディアン、ホームステイの斡旋料などの諸経費などは教育委員会によって金額が違うかもしれませんが、リッチモンドの場合、最初の1年(78月は夏休みなので実質10か月)の支払いは28,600CADです。これは、リッチモンド教育委員会がカストディアンになってくださり、ホームステイの斡旋とステイ代、授業料、留学生保険を含む料金です。

リッチモンドは透明性を重視しているようで、金額に関してはすべてクリアに教育委員会のサイトに載っています。

https://studyinrichmond.sd38.bc.ca/programs/fees-dates

実際に留学エージェントから請求される金額からこのサイトにある金額を円に変換して引き算をすれば、どれだけの金額がエージェントの利益となっているかがわかります。

 

CADに対して5円の加算がされる、ということは、「留学エージェントに教育委員会に支払いをお願いする」ということだけで、143,000円(28,600x 5円)余分にかかる計算になります。かなりえぐくないですか?

我が家の当時契約していた留学エージェントWはかなりえぐくて、このえぐい請求額の上に、さらに「銀行振り込みの手数料」まで請求されました。ブラックすぎるっ!

 

私も夫も仕事で、海外へ、そして海外からの振り込みの経験がありますが、まずビジネスで「え~、レートが変動すると困るので、1CADにつき5円を加算させていただきま~す。」なんていう企業は見たことも、聞いたことも、当然仕事をしたこともありません。っていうか、そんな企業とはまず仕事はしません。私たちとビジネス文化が違いすぎますから。

 

これも、我が家がたまたま夫婦そろって、外資企業での勤務経験があるのでこの「1CADにつき5円の加算」というレートがどれだけ非常識であるかがわかったのかもしれません。留学生の保護者は、皆さん全員が海外送金に慣れていらっしゃるわけではなく、保護者の立場としては「どうぞ、うちの子をよろしくお願いします!」という弱い立場なので、留学業界の一部で「なんとなく1CADに対して5円加算がまかり通ってる。」のではないかと察します。

 

皆さん!

皆さんがエージェントに対して、「うちの子供をどうぞ、よろしくお願いしますっ!」という弱い立場だから留学エージェントに異議を唱えられないなら百歩譲って、仕方がないとしましょう。しかし、「1CADにつき5円加算」は一般的で常識的なビジネスの世界ではかなり変、いや、だいぶ変!いえ、異常!ということをぜひ知っておいていただきたいです。

 

息子のカナダ留学のために、お母さんが美容院に行く頻度を減らし、お父さんが晩酌のビールをちょっと我慢しているのに(あ、我が家のことです。)、こんなところでお金を吸い取られるわけにはいかないのです。


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