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2024年2月25日日曜日

留学後の大学受験 ㉝まとめ!

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉜からの続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_55.html


まだ書ききれてないことがいくつかあります。しかし、かなり長くなってしまったので、いったんこのシリーズは終了とし、また続編として書き足そうと思います。

どの留学生にとっても大事なことだと思います。ここまでの話を改めてまとめます。

 

〇留学前からどういった大学進学をしたいのか考えてみること

〇常に「カナダ高校の途中で帰国することになった場合」を考えておくこと(すごく大事!)

〇留学が終了する手前くらいから大学受験まではものすごく大変だということを知っておくこと

〇「カナダの高校卒業留学」「カナダ高校留学2年間」「カナダ高校留学2年未満の留学」で受けられる試験が違うことをしっかり理解しておくこと

〇自分にあった塾を正しくえらぶこと

〇大学、学部、入試の種類などの調査は早めに!そしてしっかりすること!

〇出願資料は時間をかけて納得いくものを作成すること

IELTSのスコアを上げること

〇「チャレンジ校」だけでなく、「本気で狙いに行く大学」「多分合格をいただける大学」の3つのカテゴリーをバランスよく受験すること

〇最後の最後まで合格・不合格はわからないのだからあきらめずに最後まで臨むこと

 

 

留学エージェントの中には、いかにも自分たちが帰国後の大学受験の情報や、特別なノウハウを持っているような言い方をするエージェントもいますが、そういったエージェントは気を付けたほうがよいと思います。

留学後の大学受験についてニッチな情報を持っているのは留学エージェントではなく、むしろ塾や実際に帰国後に受験を体験した帰国生とその保護者だと思います。

 

大学受験に関する情報収集はものすごい体力とエネルギーが必要で、さらに「大学受験をサポートする」となると、良質な指導ができる敏腕講師を長期的に確保することが非常に大切です。留学エージェントが、留学まわりだけでなく大学受験に向けて良質なサービスを提供するというのはあまりに範囲が広すぎて、マンパワー的に無理だと思います。

 

今まで多くの留学生保護者の方々からお話を聞いてきましたが、そういった方々からは「子供も留学生活に慣れ、エージェントに頼むこともほぼないので契約を終了したいけれども、大学受験もお世話をしてくれると言うので、なかなか留学エージェントとの契約を終了できない。」という話が複数ありました。

私がこのブログで大学受験の体験や、体験を通して知ったことをシェアすることで、留学生とそのご家族が留学エージェントに必要以上にサポート代を払い続けなくてもよくなることを願い、今回我が家の受験体験を投稿しました。

 

我が家のリアルな体験が誰かのお役に立てれば幸甚です。


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2024年2月24日土曜日

留学後の大学受験 ㉜なんで?の不合格と合格



ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

久しぶりにインドネシアからアクセスがありました。

インドネシアからアクセスくださった皆さん、ありがとうございます。

Halo, Indonesia!


さて、 ㉛の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_24.html


以前、息子が「思ったことを思いきり書けた。これで不合格でも悔いはない。」とすがすがしい表情だった受験で合格をいただいた、というお話をしましたが、すべてがそのパターンだったわけでもありませんでした。

 

こちらも参考にどうぞ。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_1.html

 

 

息子はいくつもの大学を受験したわけですが、「作文(エッセイ)で思ったようにかけたし、面接でも思ったことを言えた!」と言うので、「こ、これは早くも合格かー?」と思いきや不合格だった大学もありました。逆に息子が「小論文が全然上手くかけなかった。」と言っていた大学でも、その後の面接で、小論文で上手く書けなかったことを口頭で補足することができた、ということで合格をいただくこともできました。また息子が受験後に「小論文が簡単だった。自分としては得意な小論文で自分の良さをアピールしたかった。だけど、あの小論文テストだとシンプルすぎて他の学生と差をつけることができなかった。多分、大学としては小論文は最低限の日本語を使った思考力があるかをチェックしたいだけで、最終的には高いIELTSのスコアを持っている受験生を合格させるのだと思う。自分は落ちた。」と言っていた大学はやっぱり不合格でした。

 

AO、選抜型入試での大学受験には正解も不正解もなく、そのときの作文(エッセイ)のお題、面接担当者との相性、大学が欲しい学生像、さらにいうとその年に大学側になんらかの事情(例えば、今までとは違う学生がほしいという大学側の都合)など複合的な要素によって合否が決定するのだと思います。受験は最後の最後までどうなるかわからないものなのです。仮に受験当日、小論文がうまくいかなくても、その後の面接で巻き返しだってあり得るわけです。

 

帰国生の皆さん、最後の最後まであきらめず、悔いのない受験にしましょう!

㉝に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_25.html

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留学後の大学受験 ㉛大学名で選ぶのか、何をしたいかで選ぶのか

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉚の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_22.html

これだけ保護者の私がサポートしてきたにも関わらず、息子の受験は予想以上に時間もかかり本当にひやひやしっぱなしだったわけですが、それにはいくつか理由がありました。カナダを去る寸前まで学校の勉強に追われた、体調をくずしたといったこともなかなか合格までたどり着けない理由でしたが、それだけではありませんでした。

 

時間はさかのぼります。

息子はカナダの高校留学前から自分の大学進学や将来について考えるようになりました。その中で、環境、自分の英語力、知識量、視野の広さが変わるたびに息子の考えも一転二転したわけですが、どこかのタイミングで「法学部に行きたい。」と思うようになり、ここは絶対に譲れないと思っていたようでした。

 

日本の多くの大学には「国際教養学部」といったリベラルアーツを学ぶ学部、学科があります。超難関大学にも国際教養学部があり、帰国生の受け皿的な役割にもなっていて、多くの帰国生がそういった学部への合格を目指す傾向にあります。

 

私は国際教養学部が良いとも悪いとも言っているわけではありませんが、超難関大学が留学経験を高く評価してくれるなら、学部がどこであれば、超難関大学の中で優秀な学生に囲まれて刺激を受ける大学生活も選択肢の一つじゃないかと思っていました。

 

そして、息子ともそういった大学、学部への進学についても話をしましたが、意外なことに、最初から息子の答えははっきりしていました。「自分は大学で法学などを学びたい。大学ならではの専門性を追求したい。「教養を高める」ということを目指すリベラルアーツは自分の将来の仕事探しには直結しないと思う。」ということで国際教養部というものには一切興味を持ちませんでした。息子の考えがはたして正しいのかどうかは私にはわかりませんが、大きな流れに流されず、自分で自分の将来をリアルに考えて結論を出すということはとても良い事だと思いました。

 

また、確かに息子が言うことも一理あると思いました。「帰国生の皆が目指すから」「超難関校でありながら、帰国生ならではの合格のチャンスがあるから」という理由で大学の学部を選ぶのもどうなんだろう?という気もします。受験生が、人として教養を高めてから社会に出たいという確固としたポリシーがあるならばすばらしいと思うのですが、偏差値至上主義よろしく、「いかに有名な大学に合格するか」とか「合格する可能性」ばかり追求して大学受験をしても、実際入学してから毎日のように興味がないことを学ぶことになるわけで、入学してからが結構つまらなそうですよね。せっかくの大学生活なのに、そんな4年間って、はたして充実するのかな?と疑問に思います。


ということで、息子は「法学部」にこだわったがゆえに当然選択肢も少なく、門も狭く、合格をいただくまで時間もかかりました。保護者としては全落ちしたらどうしようかと、ひやひやした受験となってしまいました。


㉜に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_55.html


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2024年2月22日木曜日

留学後の大学受験 ㉚塾に通ってよかったこと

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉙の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_21.html


受験が終わった後、改めて息子に「留学エージェント選びは大失敗だったけど、塾はどうだった?通った塾は正解だったと思う?」と聞くと「すごくよかった!」とのことでした。

 

何がそんなに良かったのかというと「今から自分が大学でどんなことを学んでどんな人生設計をしたいのかということをじっくり考えて整理できた。」ということでした。なるほど。

 

今までぼんやりと「(大学の)法学部に行きたい」と言っていた息子でしたが、じゃあ法学部で具体的に何を学んで卒業後どうしたいのかまでイメージができていなかったようでした。

しかし、その塾で複数の方に出願書類を見ていただき、様々な角度からするどい突っ込みをされる中で自分の将来をじっくり考えることができたようでした。

 

私は息子の高校留学中に何人かのカナダの高校生や大学生と(オンラインで)接することがありました。その中で思ったのが、日本の若者が「(どの学部かよりも)いかに有名で、より偏差値の高い大学に行くか」という近眼で将来を捉える傾向があるのに対して、カナダの若者は高校生の段階で「大学で何を学びたいか」「将来何を職業にしたいか」ということを考え、リアルに自分の将来をイメージできている、人として成熟した若者が多いように感じました。

 

これも私の想像ですが、今、日本の大学は、この激動する時代を生き抜いていける、優秀でありながら人間として成熟した学生が欲しいのではないかと思います。そのためには今までの偏差値至上主義からは脱して、学力テストで測る優秀さだけではなく、自分の現在、将来を俯瞰でき、それをきちんと言語化できる成熟さも持った学生をもっと集めたい、ということなのではないかと思います。

 

息子に関しては、正しく塾を選ぶことで自分の人生を見つめなおし、それ自体が大学が欲しい学生に成長することとなり、今回の塾選びは大正解でした。なんといっても息子自身が、担当してくださった方や塾の代表の方に対しても尊敬の念を抱いていることも保護者として頼もしく思いました。

 

留学エージェントW(WS●)に対しては、我が家は家族全員が全身が怒りで燃え尽きそうなほど怒り、その後は第三者(エージェントなど)に何かをお願いすることを徹底して避けた生活を送ってきました。しかし、これから我が家が一生すべて自力ですべてをこなせるわけはなく、今から何らかの形でその道のプロである第三者にお願いする場面があると思うのです。今回この塾で息子が無事合格までたどり着けたことで、誰か第三者の技術(ノウハウ)に頼り、良い結果を得られたという事実が我が家にとっても大きな成功体験となり、私たちの気持ちに少しゆとりができました。その塾とご縁があって本当によかったです。

 

我が家にとっては、第三者の中には対価に見合ったサービスの提供を目指す意識の高いプロフェッショナルもいるし、場面によってはそういったサービスに頼るのが近道だ、ということの証明になりました。

 

 

 

 

、、、しかし塾代は高かったです、、、。


㉛に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_24.html


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2024年2月21日水曜日

留学後の大学受験 ㉙帰国後の受験までの塾選び(2)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉘の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_20.html


何度かこのブログでも書きましたが、我が家は留学エージェント選びで大きく失敗し、とんでもない目にあってしまいました。

 

そんな苦い経験から、塾選びでは絶対に絶対に、ぜ~ったいに失敗するまいと思っていたので家族全員で話し合い、厳選に厳選を重ねて慎重に塾を選びました。

不思議なもので、留学エージェント選びで失敗したことも我が家の糧となり、息子のここぞと一番大事な場面であった大学受験の塾選びでこの痛い失敗がすごく活きました!言葉にすると、「なんだそれ?」みたいな当たり前のことなんですが、間違ってもいいんだな、失敗を糧にすることができたら、過去の失敗なんてどうってことないんだな、あきらめさえしなければ、世の中最後は上手くいくようになってるんだな、なんてつくづく思いました。(能天気な発想でしょうか。笑。)

 

具体的に何をしたかというと、今回は申し込む前に何度か詳細を確認し、保護者向けの説明会にも参加し、ネットでの評判もチェックし、お子さんがその塾に通って大学に合格したという保護者の方の体験談を伺うなどしました。

 

息子は、帰国後、留学中の疲れのせいで泥のように眠り、受験のスタートダッシュにかなり遅れたわけですが、さらに時間とエネルギーをかけて塾を選んだことで、かなり後手にまわった受験となってしまいました。しかしながら、結果としては塾を慎重に選んだことは大正解だったと思っています。

 

塾選び、本当に大事です!

㉚に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_22.html


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2024年2月20日火曜日

留学後の大学受験 ㉘帰国後の受験までの塾選び(1)


ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

久しぶりにオーストラリアからアクセスをいただきました。

オーストラリアからこのブログを見てくださった方々ありがとうございます。


さて㉗の続きです。

 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_19.html


塾選びはものすごく大切だと思いました。

このブログで何度も紹介しているように、我が家の失敗談として、留学エージェント選びを間違ってしまいました。一度複雑に絡まった話を一通りリッチモンド許育委員会や学校と直接やり取りをしてすべて修正するのは本当に本当に、ほんと~うに大変で、その大変さゆえか私はハゲ未遂事件まで起こしてしまいました。笑。

 

そのときの話です。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_14.html

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/01/english10english10-taken-in-summer.html

 

留学エージェント選びは留学のクオリティーを左右するとても大事な要素だと思いました。

それと同じように塾選びが大学受験の勝敗を決定する大きな要素だと思いました。つまりは塾を調べる段階ですでに大学受験は始まっているということだと思います。

 

カナダ留学経験者の塾に関して言えば、授業、講師の品質、方針、システム、誠実さにおいてまさに「ピンキリ」な世界です。そんな中、帰国生(留学生)には大きく2つの種類の塾が受け皿になると思います。一つは帰国子女試験用の塾、もう一つはいわゆるAO、総合選抜試験に特化した塾です。

 

帰国子女、帰国生試験に特化した塾というのは数こそ少ないですが、いくつか有名な大手の塾が存在します。そういった大手の塾では、まれに帰国前、カナダ留学中からオンラインで個別指導を行うこともあります。しかし、帰国するやいなや塾が始まり、学校のように毎日、小論文、時事問題、IELTS対策などの集団授業を受け、出願資料の作成はスタッフが授業時間外にサポートしてくれる、というパターンが多いようです。地方や海外に保護者がいる帰国生のために東京に寮がある塾もあります。

 

息子は帰国生試験とともにいわゆるAO、総合選抜試験を受ける予定だったので、AO、総合選抜試験を専門とする個別塾に通い、「カナダ留学も含め、今まで何をして生きてきたか」「今何を想っているか」「大学で何がしたいか」といったことをとことん整理し、それを言語化する、ということをしました。多くの受験生がここで苦しむようで、合格が見込めるレベルの文書にするまでにかなり塾にシビアに指導を受け、かなりの時間を費やすようです。しかし、まさにこの部分、つまり「どれだけ受験生に自分たちの頭の中を整理させ、それを大学側に興味を持ってもらえるような文書にさせることができるか。」というのがこういった塾の核の部分であり、またAO、総合選抜試験で合否を分ける大事な部分だと思いました。

 

AO、総合選抜専門塾というのはたくさんあります。しかし、日本の大学ではAO、総合選抜試験というもの自体が歴史が浅いので対策のノウハウを構築している塾は少ないです。ここ数年のAO、総合選抜試験を取り入れる大学が急増している状況でそういった塾の数自体は激増しているようなのですが、玉石混交極まりないと思いました。未熟な業界で安定した合格率を出せている塾の数は限られ、そもそも「正解」というものがないので、何をもって塾を選ぶかも難しいのです。


㉙に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_21.html

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2024年2月19日月曜日

留学後の大学受験 ㉗電話をしてみて初めてわかること

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉖の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_51.html


また、電話で問い合わせることで入試要項ではわからなかった大学のリアルな文化が透けて見えます。自由さを売りにしている某大学はアドミッションズ・オフィスの若いスタッフに大きな判断も任せている印象でした。また、面倒見が良いことで有名な某大学は、こちらの問い合わせの詳細もアドミッションズ・オフィスのスタッフ全員できちんとシェアをされ、びっくりするほどの細やかなフォローをいただきました。国際色の豊かさを前面に出したいんだな、という某大学はアドミッションズ・オフィスの大事な確認場面でも外国人のスタッフがちょっとたどたどしい日本語で電話に対応していました。この一連の問い合わせもなかなか興味深かったです。

 

共通して言えることは、電話の問い合わせに対して、どの大学もとても丁寧に対応してくださいました。

 

はたして、それは「2年間のカナダの高校留学をした学生」ということで貴重な受験生ということで特別に目をかけてくださったということなのか、はたまたすべての受験生に対してはどの大学も丁寧なものなのか、というのは謎のままです。

㉘に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_20.html

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2024年2月18日日曜日

留学後の大学受験 ㉖では、どうやって大学受験情報を集めるのか?

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉕の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_18.html


帰国生に限らず今や大学受験は情報戦なわけで、受験の準備としていかに良質で有益な情報が集められるかが大事だと思いました。

 

私はここは保護者の出番だと思います。よっぽど優秀な学生さんは、一つ一つの大学の山ほどある学部、そしてその学部、学科がどれだけの種類の入試を用意しているか調べることができるかもしれませんが、普通は無理です!

また、塾もある程度は入試要項を書類としてざっくり内容を確認することはできても、アドミッションズ・オフィスの真意までわかりません。そうなるとアドミッション・オフィスに直接詳細を確認するしかないわけですが、留学生は日本と時差もあり、国際電話は高いので大学に問い合わせるのは難しく、それゆえに保護者の出番となります。もちろんメールでも問い合わせはできますが、細かなことを確認するのは、電話の方が確実だと思いました。

 

そういった事情で、私は受験生の保護者として何度かアドミッションズ・オフィスに電話で詳細を確認しました。出願は夏にスタートしますが、その年の入試要項は春の終わりには出そろっています。出願期限寸前は問い合わせの電話が殺到するでしょうから、多くの問い合わせを受ける大学側のご負担も考えて、問い合わせは早めにすることをお勧めします。

㉗に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_19.html


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留学後の大学受験 ㉕しかし英語力だけでは戦えない日本の大学受験

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉔の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_16.html


ところで、英語が強い、海外での生活が長ければ長いほど大学受験に有利かというと、そういうことでもないんじゃないかとも思います。(9月入学の英語プログラムを除きます。)

海外生活が長くて、日本語を使っての学生生活が短ければ短いほど日本語のエッセイ(作文)、小論文対策に苦戦するようです。カナダで英語学習だけに集中していると日本の時事問題に対する問題意識が薄くなり、入ってくる絶対的な情報量が少なくなります。どういうことかというと、母国語である日本語であればいくらでも世界情勢も把握できますが、「カナダにいるんだから使う言語は英語のみ!」「カナダにいるんだから日本のことは今は知らなくていい。」なんて考えていると、入ってくる情報の種類も量も限られます。つまり本来、高校生という若さゆえの柔軟性もあり、同時に大人に近づきながら思考力が開花し、爆発的に知識量が増えるべき貴重なときに、総合的な知識量や思考力が中学生レベルで少ないままという学生は日本の大学はあまり歓迎してくれません。いっそ英語で新聞やニュースが難なく理解できる、というレベルまでに到達できていれば英語という第二言語を使って深い思考ができるわけですが、たった数年の留学だけでそんな強い英語力を得るのはまず非現実的だと思います。

 

よく留学生の保護者さんたちから「お宅のお子さんはカナダの高校に留学しているから帰国子女としてどの大学でも行けていいわねぇ!なんて言われ困る、、、。」という話を聞きますが、いや、そりゃ困るでしょ!と思います。カナダの高校を卒業後帰国する留学生たちは、帰国してから受験の準備を始めたのでは間に合わないので長期的な計画を立てなくてはなりません。「カナダの高校留学」というジョーカー並みの強い手札があっても、それを上手にフル活用してこそ、「帰国子女としてどの大学にも行けていいわねぇ。」ということがあり得るわけで、決して無条件でどの大学にも合格できるというちょろい話ではありません。

 

たまにGrade11の夏休みに日本に帰国した際に、日本で帰国生用の塾に通ったり、カナダ滞在中にカナダの学校の授業を受けながら、同時進行でオンラインで個別指導を受け、大学の受験勉強や出願書類の備し始めるという強靭なメンタルと体力を持った学生もごく一部いますが、いや~考えただけでクラクラしそうな大変さです。こういう強者が超難関大学に合格するのだと思います。誰もができることではないと思います。


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2024年2月16日金曜日

留学後の大学受験 ㉔私がカナダの高校留学と日本の大学受験の相性が悪いと思う理由

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉓の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/toeflielts.html


カナダの高校ではELLという英語の授業はあるものの、IELTSのスコアを上げるためにはIELTSに特化した学習が必要です。しかし、留学生が留学中にIELTSの勉強をする、というのは大変だと思います。カナダの年度末が6月、そこで帰国となると、ばたばたと帰国をするやいなや、夏に始まる大学出願に向けての山のような書類の準備を始めなければなりません。

準備についてはこちらでもお話をしました。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/10/blog-post_4.html

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/11/blog-post_17.html

 

実際息子は帰国前は、高熱が出てしまい、そこからなんとか学校の学期末テストをこなし、帰国準備に追われ、帰国したときはボロボロの状態で、帰国してからず~っと泥のように眠り続けました。おかげで受験の準備は一歩も二歩も出遅れてしまいました。

 高熱が出たときの話はこちらです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_26.html


最終的には希望する大学に合格できたので、こんな風に「泥のように寝てました~っ!」なんて悠長な言い方ができていますが、当時は息子の泥状態を見ながら本当に受験の準備が間に合うのかどうか、ひやひやしながら見ていました。

 

息子が通ったリッチモンドの高校は学習レベルが高く、最後の期末テストが終わるまでずっと勉強に追われました。では、息子だけかというと、そうではなく、カナダの高校を卒業するためには魔のEnglish12(カナダ人も泣かされる難易度の高い授業!高校3年生用の英語)の単位が必要です。超超超(くどい?)優秀な留学生は別として、やっぱりテストでボロボロに疲れ、帰国、そして帰国後すぐに受験準備となり、ずっと休むことなく集中しなければ間に合いません。このスケジュールのきつさが、私がカナダの高校留学と日本の大学受験の相性が悪いと思う理由です。

㉕に続きます。


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2024年2月15日木曜日

留学後の大学受験 ㉓TOEFLじゃなくてIELTS!


ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

久しぶりに中国本土からアクセスがありました。

朋友,你


さて ㉒の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/ielts_12.html


TOEFLIELTSのどちらを選ぶかと言うと、私はがぜんIELTSだと思います。

なぜなら、一般的に言われるTOEFLIELTSの換算表や日本の大学で足切りにしている英語試験のスコアを見ると、TOEFLなどのほうがIELTSよりもクリアがしにくく設定されている印象です。(つまりIELTSのほうがお得。)

 

カナダの留学体験を武器にAO、推薦型の試験に挑むなら、とにもかくにもIELTSTOEFLでもいいのですが)で良いスコアを出しておかないと、カナダの高校留学というあなたのがんばりが日本の大学には伝わりにくいのです。

例えどんなにカナダの高校で難しい教科で良い成績をとって、ボランティアもがんばって、学校で外国人の友人がたくさんできたとしても、そのがんばりは日本の大学に客観的に証明することは難しいと思います。その前に、まず日本の大学の設定する英語テストの足切りスコア以上を取っておかないと、大学受験という土壌にさえ上げてもらえないわけです。

逆にカナダにいながら学校は日本人だらけで、常に日本人とつるんで日本人同士で助け合って、カナダにいるんだか日本にいるんだか、、、といった留学であっても、IELTSで良いスコアがあれば、AO、推薦型の試験という土壌に上がれるわけです。そしてIELTSの高いスコアは「カナダ高校留学でのあなたのがんばり」としてわかりやすい客観的な証明となり、日本の大学はあなたのがんばりを評価をしてくれるわけです。

 

日本の大学を受験する予定の皆さん!とにかくIELTSのスコアを上げましょう!

㉔に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_16.html


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2024年2月12日月曜日

留学後の大学受験 ㉒IELTSで魔の足切りを超える



ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

先日スロバキアからアクセスがありました。遥か遠いスロバキアからこのブログを見てくださった方ありがとうございます。

Dobrý deň!


㉑の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/ielts.html

大学側がIELTS(や英検、TOEFLなどのなんらかの英語テスト)のスコアを足切りにするには理由があります。AO、総合選抜試験では、ものすごい数の学生が莫大な量の出願書類を提出してくるわけで、大学側は出願書類を読むだけでものすごい作業量となります。そこで、英語のテストで足切りをすることで受験生自体の数を減らし、より厳選された状態の出願書類をじっくり見ることができる、ということだと思います。

 

英検はさておき、留学をしたことがない普通の日本の高校生がIELTSで高いスコアが出せるかと言うとなかなか難しいと思います。なぜかというと、日本にはエッセイやスピーキングの指導ができる講師の存在自体が非常に少ないので、学校の授業でエッセイやスピーキングの力を鍛える機会はあまりありません。英語学校などにはIELTS用の対策授業を行っている学校もありますが、授業の品質も玉石混交で授業料も高額です。

 

以前こちらでもお話しました。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/12/ielts.html

 

それに対してカナダの高校留学経験者はELLの受業で毎日鬼のように英語でのエッセイやスピーキングをこなしてきたわけですから、その力をもって勉強(準備)をすれば日本の大学が足切りにしている以上の高スコアは出せると思います。

㉓に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/toeflielts.html

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