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2025年7月31日木曜日

大学受験の土俵に上がる⑥納得できるカナダ高校留学にするには?

 ブログをご覧の皆さん、ブログを見てくださってありがとうございます。

⑤の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_22.html


今までのカナダ高校留学からスムーズに大学に進学した留学生終了組を見てみると、彼らには3つのタイプがあります。1:留学生自身が「大人ですか!」と思うほどむちゃくちゃしっかりしている、もしくは2:保護者が協力的、かつ留学生と良好な関係を持っている、このどちらか、もしくは3:両方の要素があることです。

 

どんなに大人っぽい留学生とて、すべての留学生はカナダでの学校生活に対して大きなストレスや不安を抱えています。カナダにいるがゆえにできない準備もあります。カナダ高校留学生なんて、祖国から離れ、多くの場合が親元から離れ、カナダで高校卒業を目指すというとんでもない選択をした若い(まだ幼い)学生なのです。留学生は、カナダで毎日のように、日本ではありえないようなおっかなびっくり体験の連続で、そこでは孤軍奮闘なわけです。

保護者は戦場(笑)で一緒に戦うことはできないわけですが、遠い日本からでもいつでも必要なときに援護射撃をすることが大事だと思います。

保護者の在り方は、カナダ高校留学を成功させる大事な要素の一つです。

 

また、カナダ高校留学を検討している皆さんは、留学後のことも考えてから留学することをお勧めします。


部落格的各位读者,感谢大家阅读我的部落格。 这是⑤的后续。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_22.html

根据我多年来的观察,从加拿大高中留学顺利升入大学的毕业生,他们身上有三种类型。第一种:留学生本人就非常懂事、非常独立,让人惊叹“这真的是学生吗?”;第二种:家长非常支持,并且与留学生保持着良好的关系;第三种:同时具备以上两种特质。

无论留学生看起来多么成熟,所有的留学生在加拿大的校园生活中都会承受巨大的压力和不安。因为身在加拿大,有些准备工作是无法独自完成的。加拿大高中留学生都是年轻人(甚至可以说是孩子),他们做出了一个惊人的决定,那就是离开祖国,在大多数情况下也离开了父母,独自在加拿大完成高中学业。这些留学生在加拿大每天都经历着在日本无法想象的、令人胆战心惊的体验,他们必须独自一人奋战。

作为家长,虽然无法和孩子一起在“战场”(笑)上并肩作战,但我认为,即使身在日本,也要在孩子需要的时候给予及时的支援。家长的态度是加拿大高中留学成功的重要因素之一。

我建议所有正在考虑加拿大高中留学的学生,请务必在留学前就提前规划好留学后的事情。


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2025年7月22日火曜日

大学受験の土俵に上がる⑤保護者からの援護射撃:高卒認定の場合/踏上大学受験的舞台⑤来自家长的火力支援:高中毕业程度认定考试的情况

ブログをご覧の皆さん、ブログを見てくださってありがとうございます。

④の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_37.html


高卒認定に関しては、認定試験は年に2回しかありません。受験科目もいくつもあり、該当する科目のすべて合格点に達しなければ高卒認定の資格は得られません。また、どの教科を受験するかも決め、その受験勉強もしなければなりません。

 

以下、参考までに文部科学省の高卒認定に関するサイトです。

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/mext_01319.html

*ご自身で必要な事項を確認してくださいね。*

⑥に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_31.html


博客的各位读者,感谢大家阅览本博客。 这是④的后续。 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_37.html

关于高中毕业程度认定考试,该认定考试每年只举行两次。考试科目也有很多,所有相关科目都必须达到及格分数才能获得高中毕业程度认定资格。此外,您还需要决定报考哪些科目,并为此进行学习。

以下是文部科学省关于高中毕业程度认定考试的参考网站: https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/mext_01319.html 请您自行确认所需事项。

待续⑥。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_31.html


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2025年7月15日火曜日

大学受験の土俵に上がる④ダブルスクールでもう一つ大事なこと/踏上大学受験的舞台④双重学校还有一个重要事项

 ブログをご覧の皆さん、ブログを見てくださってありがとうございます。

③の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_15.html


ダブルスクールをすると、受験する大学からは「で、あなたはどこにいたの?カナダの高校と日本の高校のどっちがオンライン?本当にカナダにいたの?」という疑問を持たれる可能性があり、「カナダに実際にいた、という証明を提出してください。」という大学も(まれに)あります。

そういった場合、京出入国在留管理局が発行する出入国記録をもってカナダ留学の証明とする大学もあります。

 

参考までに出入国在留管理庁のサイトはこちらです。

https://www.moj.go.jp/isa/publications/privacy/record.html

この証明書を発行するまでには結構時間がかかるようですので早めにアクションを起こした方がよいようです。

 

*希望する大学が出入国記録をもって留学の証明と判断するかどうかはご自身で確かめてくださいね。*


⑤に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_22.html

各位博客读者,感谢您阅读我的博客。

这是的续篇。 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_15.html

如果选择双重学籍,报考大学可能会产生疑问:“你究竟在哪里?加拿大的高中和日本的高中,哪一个是在线学习的?你真的在加拿大吗?”有些大学(虽然罕见)甚至会要求你提交“你确实在加拿大”的证明。

在这种情况下,一些大学会接受由京都出入境在留管理局(注:原文为“京出入国在留管理局”,但实际机构名为“出入国在留管理庁”)签发的出入境记录作为在加拿大留学的证明。

供参考,出入境在留管理厅的网站是这里: 

https://www.moj.go.jp/isa/publications/privacy/record.html 

看来办理此证明需要相当长的时间,所以最好尽早采取行动。

*请您自行确认您希望报考的大学是否接受出入境记录作为留学证明。*

待续⑤。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_22.html


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大学受験の土俵に上がる③保護者からの援護射撃:ダブル・スクールの場合/来自家长的支援:以双重学籍为例

ブログをご覧の皆さん、ブログを見てくださってありがとうございます。

②の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_6.html

このように、ダブル・スクールにしても、高卒認定にしても、留学生一人ですべてをこなすのは難しく保護者からの協力が必要でしょう。

通信制高校に関しては、システムとして、カナダでの留学をしながら単位を取ることが可能な学校を見つけることができるか、または留学に対して理解のあり、留学生が日本に一時帰国したタイミングに授業やテストをしてくださるなど柔軟に対応してくださる高校に巡り合えるかどうか、というのがとても大切です。

ではどうやってそんな神対応をしてくださる高校を見つけるかというと、1校コンタクトをとって偶然とても良い学校だった、なんてラッキーはまずないと思います。まずは一校、連絡を取ってみて、事情を話して、こちらの事情をご理解いただけるかを確認し、難しそうなら2校目に連絡、、、という気が遠くなるような作業をするしかないと思います。また、「この学校は留学に柔軟に対応してくださった。」というケースがあっても、たまたまそのとき(その年度)の先生方が柔軟な対応をしてくださっただけかもしれず、毎年その方針で対応くださるかなんてわからないわけです。

また、柔軟に対応してくださる学校に巡り合うことができても、それは学校側のご厚意で柔軟に対応してくださるわけですから、その柔軟な対応に対して、感謝の気持ちをもつこともとても大切なことだと思います。


④に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_37.html



各位博客读者,感谢您阅读我的博客。 这是②的续篇。 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_6.html

因此,无论是双重学籍还是高中毕业证书,对于一个留学生来说,独自完成所有事情是困难的,可能需要父母的帮助。

至于函授高中,关键在于能否找到一个系统上允许在加拿大留学同时修取学分的学校,或者能否遇到一所对留学有理解、能够在留学生暂时回日本时灵活安排课程和考试的高中。

那么,如何找到提供如此“神级服务”的高中呢?我认为,仅仅联系一所学校就碰巧遇到一所非常好的学校,这种幸运几乎是不存在的。我认为,你只能进行一项令人望而生畏的任务:首先联系一所学校,解释你的情况,确认他们是否能理解并提供帮助,如果不行,就联系第二所学校……以此类推。而且,即使你遇到了一所能灵活支持留学的学校,那也可能只是当时(当年)的老师们提供了灵活的帮助,并不能保证每年都会以这种方针来应对。

另外,即使能够遇到一所灵活支持的学校,由于那是学校方面的善意,因此对这种灵活的帮助心存感激也是非常重要的。

待续④。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post_37.html


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2025年7月6日日曜日

大学受験の土俵に上がる②2つの方法/获得参加大学考试的资格②两种方法

ブログをご覧の皆さん、ブログを見てくださってありがとうございます。

①の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post.html

日本の高校を卒業:カナダでの高校留学をしながら通信制高校(オンラインの高校)のスクーリングをこなす場合

メリット:カナダの高校を卒業できなくとも、まったく別枠で高校卒業という資格が得られる。「カナダで卒業できなくとも大学受験ができる。少なくとも高卒という学歴が得られる。」というのは留学生にとってとてつもなく大きな安心材料です。

デメリット:カナダの高校の受業だけでも大変なのに、留学寸前、夏休み、冬休みといった休み(場合によっては留学中の自由時間も)を使って高校の受業や提出物を提出する。体力的にかなりきつい。

 

大事な要素:通う高校がシステムとして留学が可能な学校、またはカナダの高校の卒業を目指していること自体をよく理解くださり、柔軟な年間のスケジュールを組んでくださること。この要素なしにはダブル・スクールは成り立たない。

 

高卒認定で大学受験資格を得る場合:

メリット:時差などを気にせず、自分のペースで勉強して高卒認定を得ることができる。

デメリット:高卒認定の受験に向けて申し込み、受験に合わせての帰国の日程調整、受験勉強などしっかり計画を立てる必要がある。

 

大事な要素:保護者が高卒認定の仕組みを理解し、サポートしてくれるかどうかが大きい。留学生と保護者などが受験の申し込み、帰国のタイミングなど綿密に確認しあう体制作りも必要。


③に続きます。


各位博客读者,感谢大家阅读我的博客。 这是①的续篇。 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2025/07/blog-post.html

毕业于日本高中:在加拿大高中留学的同时,完成函授高中(在线高中)的课程

优点: 即使无法从加拿大高中毕业,也能完全另外获得高中毕业资格。对于留学生来说,知道“即使在加拿大毕不了业也能参加大学考试。至少能获得高中学历。”是莫大的安心。

缺点: 仅加拿大高中的课程就已经很辛苦了,还要在留学前夕、暑假、寒假等假期(有时甚至是留学期间的空闲时间)完成日本高中的课程和提交作业。这在体力上会非常吃力。

重要因素: 就读的日本高中是否具备留学支持系统,或者是否能充分理解学生以加拿大高中毕业为目标的情况,并能灵活安排年度学习计划。没有这些因素,双重学业将无法实现。

通过高中毕业程度认定考试获得大学入学资格:

优点: 无需担心时差等问题,可以按照自己的节奏学习并获得高中毕业资格。

缺点: 需要仔细规划报名高中毕业程度认定考试、配合考试调整回国日程、以及考试复习等。

重要因素: 家长是否理解高中毕业程度认定考试的机制并提供支持,这一点非常重要。留学生和家长等还需要建立一套细致的确认体系,例如考试报名和回国时机等。

待续③


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大学受験の土俵に上がる①/获得参加大学考试的资格①

ブログをご覧の皆さん、お久しぶりです。

前回の投稿から2か月たちましたが、更新していない間も日本国内外からたくさんのアクセスをいただきました。ありがとうございます。

日本からのアクセスが一番多いのですが、アメリカ、ブラジル、イギリス、カナダ、インド、シンガポール、香港などからアクセスをいただきました。めずらしいところでは、ジャマイカ、サウジアラビア、ウクライナからアクセスをいただいています。

このブログが、いろんな事情で海外で暮らしているけど大学からは日本に戻りたい、という日本の学生さんたちにもお役に立てれば幸甚です。


さて、本題に入ります。

先日ブログにカナダの高校を卒業しなかった場合、どうやって高校卒業資格を得ればいいのでしょうか、というご質問を複数の方からいただきました。改めて記事にしますので参考にしていただければと思います。

 

以前のブログです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/12/blog-post_30.html

ここにあるように、カナダで高校を卒業しなかった場合現実問題として日本の高校を卒業するか、高卒認定(高等学校卒業程度認定試験、かつての大学入試資格検定ともいう)に合格する、ということをして「大学受験」という土俵に上がらなければなりません。

この二つを比較してのメリット、デメリットを考えてみました。


②に続きます。

各位博客读者,大家好久不见。 距离上次发帖已经过去两个月了,但在没有更新的这段时间里,我仍然收到了来自日本国内外的大量访问,非常感谢大家。 虽然来自日本的访问量最大,但也收到了来自美国、巴西、英国、加拿大、印度、新加坡、香港等地的访问。令人意想不到的是,还有来自牙买加、沙特阿拉伯、乌克兰的访问。 如果这个博客能帮助到那些因各种原因在海外生活,但希望大学毕业后能回到日本的日本学生们,我将不胜荣幸。

那么,言归正传。 前几天,我收到了多位读者关于“如果在加拿大没有高中毕业,如何获得高中毕业资格?”的提问。我将重新撰写文章,希望能为大家提供参考。

这是我之前的博客文章: https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/12/blog-post_30.html 如文中所述,如果在加拿大没有高中毕业,实际上就必须在日本高中毕业,或者通过高中毕业程度认定考试(以前也称为大学入学资格检定),才能获得“大学入学考试”的资格。 我思考了这两种方法的优缺点。

待续②


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2024年2月25日日曜日

留学後の大学受験 ㉝まとめ!

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉜からの続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_55.html


まだ書ききれてないことがいくつかあります。しかし、かなり長くなってしまったので、いったんこのシリーズは終了とし、また続編として書き足そうと思います。

どの留学生にとっても大事なことだと思います。ここまでの話を改めてまとめます。

 

〇留学前からどういった大学進学をしたいのか考えてみること

〇常に「カナダ高校の途中で帰国することになった場合」を考えておくこと(すごく大事!)

〇留学が終了する手前くらいから大学受験まではものすごく大変だということを知っておくこと

〇「カナダの高校卒業留学」「カナダ高校留学2年間」「カナダ高校留学2年未満の留学」で受けられる試験が違うことをしっかり理解しておくこと

〇自分にあった塾を正しくえらぶこと

〇大学、学部、入試の種類などの調査は早めに!そしてしっかりすること!

〇出願資料は時間をかけて納得いくものを作成すること

IELTSのスコアを上げること

〇「チャレンジ校」だけでなく、「本気で狙いに行く大学」「多分合格をいただける大学」の3つのカテゴリーをバランスよく受験すること

〇最後の最後まで合格・不合格はわからないのだからあきらめずに最後まで臨むこと

 

 

留学エージェントの中には、いかにも自分たちが帰国後の大学受験の情報や、特別なノウハウを持っているような言い方をするエージェントもいますが、そういったエージェントは気を付けたほうがよいと思います。

留学後の大学受験についてニッチな情報を持っているのは留学エージェントではなく、むしろ塾や実際に帰国後に受験を体験した帰国生とその保護者だと思います。

 

大学受験に関する情報収集はものすごい体力とエネルギーが必要で、さらに「大学受験をサポートする」となると、良質な指導ができる敏腕講師を長期的に確保することが非常に大切です。留学エージェントが、留学まわりだけでなく大学受験に向けて良質なサービスを提供するというのはあまりに範囲が広すぎて、マンパワー的に無理だと思います。

 

今まで多くの留学生保護者の方々からお話を聞いてきましたが、「子供も留学生活に慣れ、エージェントに頼むこともほぼないので契約を終了したいけれども、大学受験もお世話をしてくれると言うので、なかなか留学エージェントとの契約を終了できない。」という話が複数ありました。

私がこのブログで大学受験の体験や、体験を通して知ったことをシェアすることで、留学生とそのご家族が留学エージェントに必要以上にサポート代を払い続けなくてもよくなることを願い、今回我が家の受験体験を投稿しました。

 

我が家のリアルな体験が誰かのお役に立てれば幸甚です。


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2024年2月24日土曜日

留学後の大学受験 ㉜なんで?の不合格と合格



ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

久しぶりにインドネシアからアクセスがありました。

インドネシアからアクセスくださった皆さん、ありがとうございます。

Halo, Indonesia!


さて、 ㉛の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_24.html


以前、息子が「思ったことを思いきり書けた。これで不合格でも悔いはない。」とすがすがしい表情だった受験で合格をいただいた、というお話をしましたが、すべてがそのパターンだったわけでもありませんでした。

 

こちらも参考にどうぞ。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_1.html

 

 

息子はいくつもの大学を受験したわけですが、「作文(エッセイ)で思ったようにかけたし、面接でも思ったことを言えた!」と言うので、「こ、これは早くも合格かー?」と思いきや不合格だった大学もありました。逆に息子が「小論文が全然上手くかけなかった。」と言っていた大学でも、その後の面接で、小論文で上手く書けなかったことを口頭で補足することができた、ということで合格をいただくこともできました。また息子が受験後に「小論文が簡単だった。自分としては得意な小論文で自分の良さをアピールしたかった。だけど、あの小論文テストだとシンプルすぎて他の学生と差をつけることができなかった。多分、大学としては小論文は最低限の日本語を使った思考力があるかをチェックしたいだけで、最終的には高いIELTSのスコアを持っている受験生を合格させるのだと思う。自分は落ちた。」と言っていた大学はやっぱり不合格でした。

 

AO、選抜型入試での大学受験には正解も不正解もなく、そのときの作文(エッセイ)のお題、面接担当者との相性、大学が欲しい学生像、さらにいうとその年に大学側になんらかの事情(例えば、今までとは違う学生がほしいという大学側の都合)など複合的な要素によって合否が決定するのだと思います。受験は最後の最後までどうなるかわからないものなのです。仮に受験当日、小論文がうまくいかなくても、その後の面接で巻き返しだってあり得るわけです。

 

帰国生の皆さん、最後の最後まであきらめず、悔いのない受験にしましょう!

㉝に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_25.html

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留学後の大学受験 ㉛大学名で選ぶのか、何をしたいかで選ぶのか

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉚の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_22.html

これだけ保護者の私がサポートしてきたにも関わらず、息子の受験は予想以上に時間もかかり本当にひやひやしっぱなしだったわけですが、それにはいくつか理由がありました。カナダを去る寸前まで学校の勉強に追われた、体調をくずしたといったこともなかなか合格までたどり着けない理由でしたが、それだけではありませんでした。

 

時間はさかのぼります。

息子はカナダの高校留学前から自分の大学進学や将来について考えるようになりました。その中で、環境、自分の英語力、知識量、視野の広さが変わるたびに息子の考えも一転二転したわけですが、どこかのタイミングで「法学部に行きたい。」と思うようになり、ここは絶対に譲れないと思っていたようでした。

 

日本の多くの大学には「国際教養学部」といったリベラルアーツを学ぶ学部、学科があります。超難関大学にも国際教養学部があり、帰国生の受け皿的な役割にもなっていて、多くの帰国生がそういった学部への合格を目指す傾向にあります。

 

私は国際教養学部が良いとも悪いとも言っているわけではありませんが、超難関大学が留学経験を高く評価してくれるなら、学部がどこであれど、超難関大学の中で優秀な学生に囲まれて刺激を受ける大学生活も選択肢の一つじゃないかと思っていました。

 

そして、息子ともそういった大学、学部への進学についても話をしましたが、意外なことに、最初から息子の答えははっきりしていました。「自分は大学で法学などを学びたい。大学ならではの専門性を追求したい。「教養を高める」ということを目指すリベラルアーツは自分の将来の仕事探しには直結しないと思う。」ということで国際教養部というものには一切興味を持ちませんでした。息子の考えがはたして正しいのかどうかは私にはわかりませんが、大きな流れに流されず、自分で自分の将来をリアルに考えて結論を出すということはとても良い事だと思いました。

 

また、確かに息子が言うことも一理あると思いました。「帰国生の皆が目指すから」「超難関校でありながら、帰国生ならではの合格のチャンスがあるから」という理由で大学の学部を選ぶのもどうなんだろう?という気もします。受験生が、人として教養を高めてから社会に出たいという確固としたポリシーがあるならばすばらしいと思うのですが、偏差値至上主義よろしく、「いかに有名な大学に合格するか」とか「合格する可能性」ばかり追求して大学受験をしても、実際入学してから毎日のように興味がないことを学ぶことになるわけで、入学してからが結構つまらなそうですよね。せっかくの大学生活なのに、そんな4年間って、はたして充実するのかな?と疑問に思います。


ということで、息子は「法学部」にこだわったがゆえに当然選択肢も少なく、門も狭く、合格をいただくまで時間もかかりました。保護者としては全落ちしたらどうしようかと、ひやひやした受験となってしまいました。


㉜に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_55.html


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2024年2月22日木曜日

留学後の大学受験 ㉚塾に通ってよかったこと

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉙の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_21.html


受験が終わった後、改めて息子に「留学エージェント選びは大失敗だったけど、塾はどうだった?通った塾は正解だったと思う?」と聞くと「すごくよかった!」とのことでした。

 

何がそんなに良かったのかというと「今から自分が大学でどんなことを学んでどんな人生設計をしたいのかということをじっくり考えて整理できた。」ということでした。なるほど。

 

今までぼんやりと「(大学の)法学部に行きたい」と言っていた息子でしたが、じゃあ法学部で具体的に何を学んで卒業後どうしたいのかまでイメージができていなかったようでした。

しかし、その塾で複数の方に出願書類を見ていただき、様々な角度からするどい突っ込みをされる中で自分の将来をじっくり考えることができたようでした。

 

私は息子の高校留学中に何人かのカナダの高校生や大学生と(オンラインで)接することがありました。その中で思ったのが、日本の若者が「(どの学部かよりも)いかに有名で、より偏差値の高い大学に行くか」という近眼で将来を捉える傾向があるのに対して、カナダの若者は高校生の段階で「大学で何を学びたいか」「将来何を職業にしたいか」ということを考え、リアルに自分の将来をイメージできている、人として成熟した若者が多いように感じました。

 

これも私の想像ですが、今、日本の大学は、この激動する時代を生き抜いていける、優秀でありながら人間として成熟した学生が欲しいのではないかと思います。そのためには今までの偏差値至上主義からは脱して、学力テストで測る優秀さだけではなく、自分の現在、将来を俯瞰でき、それをきちんと言語化できる成熟さも持った学生をもっと集めたい、ということなのではないかと思います。

 

息子に関しては、正しく塾を選ぶことで自分の人生を見つめなおし、それ自体が大学が欲しい学生に成長することとなり、今回の塾選びは大正解でした。なんといっても息子自身が、担当してくださった方や塾の代表の方に対しても尊敬の念を抱いていることも保護者として頼もしく思いました。

 

留学エージェントW(WS●)に対しては、我が家は家族全員が全身が怒りで燃え尽きそうなほど怒り、その後は第三者(エージェントなど)に何かをお願いすることを徹底して避けた生活を送ってきました。しかし、これから我が家が一生すべて自力ですべてをこなせるわけはなく、今から何らかの形でその道のプロである第三者にお願いする場面があると思うのです。今回この塾で息子が無事合格までたどり着けたことで、誰か第三者の技術(ノウハウ)に頼り、良い結果を得られたという事実が我が家にとっても大きな成功体験となり、私たちの気持ちに少しゆとりができました。その塾とご縁があって本当によかったです。

 

我が家にとっては、第三者の中には対価に見合ったサービスの提供を目指す意識の高いプロフェッショナルもいるし、場面によってはそういったサービスに頼るのが近道だ、ということの証明になりました。

 

 

 

 

、、、しかし塾代は高かったです、、、。


㉛に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_24.html


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2024年2月21日水曜日

留学後の大学受験 ㉙帰国後の受験までの塾選び(2)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

㉘の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_20.html


何度かこのブログでも書きましたが、我が家は留学エージェント選びで大きく失敗し、とんでもない目にあってしまいました。

 

そんな苦い経験から、塾選びでは絶対に絶対に、ぜ~ったいに失敗するまいと思っていたので家族全員で話し合い、厳選に厳選を重ねて慎重に塾を選びました。

不思議なもので、留学エージェント選びで失敗したことも我が家の糧となり、息子のここぞと一番大事な場面であった大学受験の塾選びでこの痛い失敗がすごく活きました!言葉にすると、「なんだそれ?」みたいな当たり前のことなんですが、間違ってもいいんだな、失敗を糧にすることができたら、過去の失敗なんてどうってことないんだな、あきらめさえしなければ、世の中最後は上手くいくようになってるんだな、なんてつくづく思いました。(能天気な発想でしょうか。笑。)

 

具体的に何をしたかというと、今回は申し込む前に何度か詳細を確認し、保護者向けの説明会にも参加し、ネットでの評判もチェックし、お子さんがその塾に通って大学に合格したという保護者の方の体験談を伺うなどしました。

 

息子は、帰国後、留学中の疲れのせいで泥のように眠り、受験のスタートダッシュにかなり遅れたわけですが、さらに時間とエネルギーをかけて塾を選んだことで、かなり後手にまわった受験となってしまいました。しかしながら、結果としては塾を慎重に選んだことは大正解だったと思っています。

 

塾選び、本当に大事です!

㉚に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_22.html


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2024年2月20日火曜日

留学後の大学受験 ㉘帰国後の受験までの塾選び(1)


ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

久しぶりにオーストラリアからアクセスをいただきました。

オーストラリアからこのブログを見てくださった方々ありがとうございます。


さて㉗の続きです。

 https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/02/blog-post_19.html


塾選びはものすごく大切だと思いました。

このブログで何度も紹介しているように、我が家の失敗談として、留学エージェント選びを間違ってしまいました。一度複雑に絡まった話を一通りリッチモンド許育委員会や学校と直接やり取りをしてすべて修正するのは本当に本当に、ほんと~うに大変で、その大変さゆえか私はハゲ未遂事件まで起こしてしまいました。笑。

 

そのときの話です。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_14.html

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/01/english10english10-taken-in-summer.html

 

留学エージェント選びは留学のクオリティーを左右するとても大事な要素だと思いました。

それと同じように塾選びが大学受験の勝敗を決定する大きな要素だと思いました。つまりは塾を調べる段階ですでに大学受験は始まっているということだと思います。

 

カナダ留学経験者の塾に関して言えば、授業、講師の品質、方針、システム、誠実さにおいてまさに「ピンキリ」な世界です。そんな中、帰国生(留学生)には大きく2つの種類の塾が受け皿になると思います。一つは帰国子女試験用の塾、もう一つはいわゆるAO、総合選抜試験に特化した塾です。

 

帰国子女、帰国生試験に特化した塾というのは数こそ少ないですが、いくつか有名な大手の塾が存在します。そういった大手の塾では、まれに帰国前、カナダ留学中からオンラインで個別指導を行うこともあります。しかし、帰国するやいなや塾が始まり、学校のように毎日、小論文、時事問題、IELTS対策などの集団授業を受け、出願資料の作成はスタッフが授業時間外にサポートしてくれる、というパターンが多いようです。地方や海外に保護者がいる帰国生のために東京に寮がある塾もあります。

 

息子は帰国生試験とともにいわゆるAO、総合選抜試験を受ける予定だったので、AO、総合選抜試験を専門とする個別塾に通い、「カナダ留学も含め、今まで何をして生きてきたか」「今何を想っているか」「大学で何がしたいか」といったことをとことん整理し、それを言語化する、ということをしました。多くの受験生がここで苦しむようで、合格が見込めるレベルの文書にするまでにかなり塾にシビアに指導を受け、かなりの時間を費やすようです。しかし、まさにこの部分、つまり「どれだけ受験生に自分たちの頭の中を整理させ、それを大学側に興味を持ってもらえるような文書にさせることができるか。」というのがこういった塾の核の部分であり、またAO、総合選抜試験で合否を分ける大事な部分だと思いました。

 

AO、総合選抜専門塾というのはたくさんあります。しかし、日本の大学ではAO、総合選抜試験というもの自体が歴史が浅いので対策のノウハウを構築している塾は少ないです。ここ数年のAO、総合選抜試験を取り入れる大学が急増している状況でそういった塾の数自体は激増しているようなのですが、玉石混交極まりないと思いました。未熟な業界で安定した合格率を出せている塾の数は限られ、そもそも「正解」というものがないので、何をもって塾を選ぶかも難しいのです。


㉙に続きます。

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