息子です。
米国ではラスベガスのカジノでの銃撃や学校での銃撃等銃撃事件が多発し社会問題と化していますが、カナダでは元々件数が少ない上でさらに2020年の無差別銃撃事件を機に規制が強化されここ二年程そういった無差別殺人は起こっていません。
これは、もともとカナダの銃規制がアメリカに比べて厳しく、猟銃を含めすべての銃器は所持のための免許が必要とされており、更に殺傷能力が高い軍用ライフル等に関しては2020年4月から売買禁止の上に年以内に破棄を求められているからです。
実際にバンクーバー周辺で生活をしていても銃火器と関わることは一切ないです。警察と軍、現金輸送等の民間の警備員等のみが携帯を許されており、一般人は拳銃等は保管場所と射撃訓練場等の移動以外は禁止されているそうで、銃砲店もないですし、合法的に拳銃を所持できる警察官もアメリカの警察官のように大型の拳銃を見えるように持つなどはしないからです。(ちなみに、アメリカでは比較的リベラル派が多く銃規制が厳しいニューヨーク州においても資格を持っていれば合法的に拳銃等を護身用等で携帯することができるそうです。)
しかしながら、ネットで銃砲店のサイトなどに行くと拳銃等の機関部などのパーツを始め様々な日本では所持自体が禁止となるものが多数(少なくとも見た感じは)一般人も買える状態で販売されています。こういったことから、民間人が合法的に拳銃が保持できる事がわかります。
さて、実銃の規制がかなり厳しいカナダですが、モデルガンやエアソフトガンなどについても規制は厳しめです。
まず、モデルガン(実銃と同じ見た目をしているBB弾等の発射能力がないもの)については、所持や製造、国外からの持ち込みは全面的に禁止です。これは、銀行強盗などの恐喝に使用される恐れからだそうで、比較的古くから禁止されています。
そして、矛盾するようですが、エアガン又は電動ガンなどのBB弾等を発射する能力があるものについては今のところは年齢制限等を除き特に規制はないです。これは所謂サバゲ―などにおいても使用され、少なくないファンがいるからだそうです(因みに、カナダやアメリカではBB弾の弾速が日本での規制より高いものが一般的に使用されているそうです)。しかし、現在一部の議員がソフトガンの全面的な規制(発効時点で所持している場合は継続して所持が可能で、持ったことがない人は購入または譲渡が全面的に禁止)を盛り込んだ新法案を議会に提出しており、近いうちにソフトガンも規制対象になる可能性が高いそうです。サバゲ―愛好家などが反対運動をしているそうですが個人的にはカナダ政府の銃規制へのスタンスを考えると規制されるのはほぼ確実かと思います。
治安も良く安全なイメージのあるカナダですが、過去には何度も銃撃事件が発生していますし、長大な国境で接する隣国アメリカは銃大国なので非合法的に入ってくる数も多いと考えられ、極めて厳しい銃規制(狩猟目的以外は禁止、狩猟用でも軍用に使われるものは許可が下りることは極めて少なく更に装弾数に関しても極めて厳しい)がある日本と比べると危険性は高いと言わざるを得ません。
しかしそれでも欧米諸国の中では銃火器を使った事件に巻き込まれる可能性は少なく、他の重大事件も少ないため安全に暮らせる国だと思います。
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==以下、翻訳ソフトによる中国語です。==
我是一个儿子。
在美国,拉斯维加斯赌场枪击案和校园枪击案等枪击事件越来越多,已经成为一个社会问题,但在加拿大,枪击事件的数量本来就不多,而且在2020年发生滥杀事件后,相关法规已经收紧,所以最近两年没有发生这种滥杀事件。
这是因为加拿大的枪支法律比美国更严格,所有枪支,包括猎枪,都需要有许可证才能拥有,而且从2020年4月起禁止具有高杀伤力的军用步枪,必须在一年内销毁。
事实上,生活在温哥华及其周边地区,我从来不需要与枪支打交道。 只有警察、军队和私人保安(如运钞员)可以携带枪支,平民不允许携带枪支,除非是在仓库和射击场等地方。没有枪支商店,可以合法携带枪支的警察不像美国警察那样携带大型枪支。 (顺便说一下,即使在美国相对自由、枪支管制严格的纽约州,如果你有资格,也可以合法地携带手枪进行自卫等。)
但是,如果你去互联网上的枪支商店的网站,你会发现许多物品(至少从外观上看)在日本是被禁止的,包括手枪的发动机零件等,而这些物品也可以由平民购买。 这表明,平民可以合法地拥有手枪。
虽然加拿大对真枪有非常严格的规定,但模型枪和气枪也受到严格监管。
首先,完全禁止从国外拥有、制造和进口模型枪(看起来像真枪但不具备发射BB弹等能力的枪)。 这是由于担心它们可能被用于银行抢劫和其他勒索企图,而且它们被禁止的时间相对较长。
而且,虽然看起来很矛盾,但目前除了年龄限制外,对有能力发射BB弹的气枪或电动枪没有任何限制。 这是因为它们也被用于所谓的 "野蛮人游戏",并有大量的爱好者(顺便说一下,在加拿大和美国,通常使用弹速高于日本规定的BB弹)。 然而,一些议员目前正在向议会提交一项新的法案,其中包括对软枪的全面限制(如果你在法案生效时拥有软枪,你可以继续拥有它,但如果你从未拥有过软枪,你将被完全禁止购买或转让它),软枪极有可能很快受到限制。 我听说在野蛮人爱好者和其他人中间有一场反对运动,但我个人认为,考虑到加拿大政府对枪支管制的立场,几乎可以肯定它将受到管制。
加拿大给人以安全的印象,但过去也发生过一些枪击事件,与加拿大接壤的邻国美国有很长的边境线,是一个枪支大国,所以人们认为非法进入加拿大的枪支数量很多,枪支管制极其严格(禁止用于打猎以外的用途的枪支,即使用于打猎,用于军事目的的枪支也不允许有许可证)。 与日本相比,世界上的枪支数量是非常多的,日本的枪支管制法规极为严格(除了打猎,枪支被禁止使用,即使是打猎,用于军事的枪支许可证也极为罕见,子弹的数量也是极为严格)。
然而,即便如此,卷入涉及枪支的事件的可能性也比西方国家低,而且其他严重事件也较少,所以这是一个安全的国家。
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