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2022年10月30日日曜日

円安による外貨レートの被害を最小限に食い止める方法①

 皆さん、カナダ・ドル(CAD)のレートを見て「昨日より1円上がった!」「昨日送金の手続きをすればよかった!」なんてことを思ったりしていませんか?

たった1年前は1CAD=90円台だったのに、あっというまに100円を超え、あれよ、あれよとええ?108円?、、、てひどい話じゃないですか?

 

この新聞やネットに載っているレートは私たちにはどうにもコントロールができません。しかし、不利なレートで送らない、という工夫はできると思います。

 

円で貯金をしていて、それを大手の日本の銀行経由でカナダの学校に送る、またはカナダの学校が設定している円の金額で送る、というのはかなりレート率がよくないのはご存じですか?送金が完了するまで日数もかかり、送金手数料も割高です。

 

また、カナダで発生したカナダ・ドルの支払いをクレジット・カード(あのマークがついているカードですよ!コマーシャルでよく見る!)の引き落としを日本の普通の円の口座から引き落とす、というのも、あのマークの会社が設定している割高なレートを使うことになります。

「え?具体的に今日のレートはいくらなの?」と思われた方、するどい!私自身、あのマークの会社の設定するレートを日本のカード会社に問い合わせてみましたが、「わかりません。」ということで教えてくれませんでした。「ネットなどでわかるかもしれません。」ということだったので、ググって、ググって、ググりまくって、偶然出てきましたが、そのレートは新聞なんかで見るレートより数円高かったです。今まで、このレートで支払っていたのだ!とわかり、愕然としてました。「昨日のほうが1円安かったから昨日買っておけばよかった。」というレベルじゃないのです。

 

では、どうすればいいのか、考えました!

大事なのは、とにかく割高な外貨レートで換金される場面を作らないことだと思います。

まずはネット銀行などでマルチカレンシー口座を作り、そのネット銀行の独自の妥当なレートのもと、円をCADに替えてストックしておき、(貯金しておき)、支払い、仕送りを、その口座からCADとして支払います。そうすることで、クレジット・カードの設定した割高なレート、カナダ側が設定した割高な外貨レートが関与するタイミングがありません。

 

これでOK!と思いたいところでしたが、一つ疑問が残りました。じゃあ、私のネット銀行に載っているあのクレジット・カードでよく見る、あのマークは、何の仕事をするの?本当はどこかで外貨レートの手数料かなにかで支払いが発生しているのではないだろうか?と。

すごく気になったのでネット銀行のコールセンターに電話して聞いてみました。

そこで電話に出た方からは「よくぞこの理論にたどり着いてくださいました!」と問い合わせ自体をお褒めいただき(笑)、「このマークの会社のシステム(回線)を使わせていただいているので、カード上にこのマークが載っています。しかし、このマークの会社の外貨レートは使っていません。」ということでした。

もうちょっとつっこみたかったので、「じゃあ、なんで御行だけが、こんな妥当なレートでの換金が可能なのですか?」の問いに、これもよくぞ聞いてくれました!といわんばかりに「それは当行が銀行だからです。カード会社ではなく、銀行にできること、というのがあります。当行は銀行ゆえにできることをやっており、お客様により良いレートでの外貨取引をしていただくことが可能です。」とのことでした。

なるほど。。。

 

「老舗の銀行だから安心」「よく見るマークだから安心」「皆がやってるから安心」と私たちはブランドや安心に頼りがちですが、世の中はものすごい勢いで変化していて、私たちの意識の変化も求められているのだと思います。そして、変化に柔軟に対応できるかどうかで情報格差も生まれているのだと思ったできごとでした。

そして、この外貨レートの情報自体も私が2022年に調べたことです。いつ、どんな変化が起こるかわからないので、気を付けてください。

 

カナダへの高校留学は決して安価なものではありません。どんなに日本にいるお母さんが美容院に行く頻度を減らしたり、お父さんがご飯を食べながらのビールを減らすという涙ぐましい努力をしても(あれ?我が家だけですか?)、不利な換金レートで一挙に貯金を吸い取られては意味がありません!

 

私たちも常にアンテナを張って、最終的に何がお得なのか、損なのか、考えていきませんか?


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