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2023年2月10日金曜日

なんちゃって海外送金白書③

前回の話の続きです。

前回の話はこちらです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/02/blog-post_5.html

 

今後はどうしたものかと考えあぐねていたところに、とある留学生保護者さんから「プレスティ○はいいですよ。」と情報をいただきました。

さっそく問い合わせたところ、以下が判明しました。


 プレスティ〇(SMB〇信託銀行):もとCit○銀行。昔は富裕層にターゲットをしぼり、口座にかなりの貯金がないと銀行口座維持料を搾取されてしまうという、我が家のような一般家庭には縁もゆかりもない敷居の高い銀行だったそうです。しかし、時代も変わり、三井住○銀行の参加に入り、ぐっと敷居が下がったようで、ほどほどの預金があれば銀行口座維持料などはいらなくなりました。ちなみに、行内の豪華な発想はそのままなのか、各行員さんに個室が割り当てられていて、口座開設なども個室で対応してくれます。電話応対も丁寧でスムーズで、すぐに担当者につないでくれます。ベタな言い方ですが「ワンランク上の対応」という感じです。

 

良い点:

    一般的にレートは良くない!しかし、ポイントを押さえれば良いレートで外貨購入が可能。

    それなりの(たっぷりの?)預金をすれば送金手数料が無料になる!

    たっぷり貯金をする気があれば、口座開設を担当した方がそのまま継続して担当者となってくださり、何かと細かな相談にのってくれるというシステムらしい。

 

弱点:

外貨定期預金の期間設定は細心の注意が必要です。というのが、基本的には途中解約ができないので、「教育委員会への支払いのぎりぎりまで外貨定期でストックしておくか。」と思ったら、ある程度のバッファーを持たせた日程を組まないと肝心な送金のタイミングに引き出しができなくなるので、注意が必要です。

 

次回の学費の支払いはプレスティ○を利用してみようと思います。頼みますよ、プレスティ○!

 

このように、我が家は3つのシステム(銀行を含み)を使って送金を検討してきました。カナダの高校の学費は決して安価ではありません。ご家庭によっては、カナダの教育委員会に直接学費を支払うノウハウがないがゆえに、留学エージェントからのレートの上乗せや手数料を加算した請求に応じるしかなく、大変な思いをされていらっしゃるケースもあると思います。私の情報の中が、少しなりとも、そんなご家庭のお役に立てれば幸甚です。

 

次回の送金のタイミングは3月くらいになる予定です。送金のタイミングのたびに憂鬱な気分になるのですが、これを乗り越えれば、いつでも、いくらでも、どこにでも送金できる「送金の達人」になれる(?)に違いない!と前向きな気持ちで頑張りますっ!



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2023年2月9日木曜日

なんちゃって海外送金白書②

 前回の続きです。

前回の話はこちらです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/02/blog-post_9.html

 

SON○銀行:ソ○ーグループのオンライン・バンク。マルチカレンシー口座とSON○ウォレットの組み合わせは、レートも良く、海外での使い勝手も良いようです。そんな使い勝手の良さから、きっと海外送金もいい感じにできるのではないかと思ったのですが、、、。

 

良い点:

    為替レートが良い。一定額の貯金などがあると為替レートの優待が受けられる。

    一定額の貯金などがあると、送金手数料が無料!

    (外貨送金以外は)コールセンターの応対は総じて親切丁寧。

 

弱点:外貨送金がややこしいったらありゃしない。(「私の頭が悪いったらありゃしない!」かもしれないのですが。)

送金前に送金先を登録しなければならず、コールセンターのスタッフによっては「3週間かかります。」「1週間でできます。」、と情報が統一されていない。そして登録のため行われるなぞの「審査」があり、これが不透明で、コールセンターに問い合わせてもそこのスタッフ自体も詳細を知らされていない様子で、何をどうすれば「審査」に通るのかは教えてもらえない。教えてもらえないので、一度ひっかかるとどうやってもこうやっても審査に通らない。

 

余談ですが、私はこの「審査」のための軽く10回はコールセンターの方と電話で話し、申請内容もオンライン上で5回以上修正して、やっと「審査」に通ったかと思っていたら、いつの間にかその記録がオンライン上で消えてしまうという悲劇にあい、未だに、リッチモンドに一度も送金を成功したことがありません。謎としか言いようがありません。

 

以下、改めて詳しくご説明します。

まず、前回はリッチモンドが指定するFlyWireという、学費支払いに強いとされている国際的な送金システムに送金しなければならなかったのですが、1週間以上かかっての(SON〇銀行の)謎の「審査」では「FlyWireは、送金ができない組織」と判断されました。困りに困って、リッチモンドに相談し、今度はリッチモンド教育委員会の銀行口座に直接送金しようと試みました。改めて、今度はリッチモンドの銀行口座の「審査」に臨んでみたものの、「審査」に挑むには、SON○銀行独自の「なんとかコード」という謎の数桁の数字を入力せねばならず、これがリッチモンドからの口座情報一覧には全く載っていませんでした。SON○銀行に「なんとかコード」の詳細を問い合わせるも「セキュリティー上の事情で教えられないので、先方(リッチモンド)に聞いてください。」とのことでした。そして私はSON○銀行とリッチモンドの間に挟まれて、またしても、というか、いつものごとく七転八倒し、どうにもならず、リッチモンドに相談し、やっとその「なんとかコード」が判明しました。やった!これで「審査」に通るかと思いきや、やっぱり「審査」に通りません。なぞすぎるぞ「審査」!いよいよ送金の期限がせまり、間に合いそうもなく、結局、今まで通りWIS○を使って送金しました。

 

結論!

SON○銀行は、少なくとも私と同じくらいの程度のおつむの弱さの人にはお勧めできません。金融に強い方、頭のいい人には向いているのかもしれません。


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なんちゃって海外送金白書①

 皆さんは教育委員会へどうやって支払いをしていますか?

留学前からトラブル続きの我が家ですが、リッチモンドへの学費の支払いもなかなか大変で、カナダ留学って、何かの罰ゲーム?障害物競走?と途方にくれますが、留学1年半年も経つと、少しずつ送金まわりもわかってきました。

 

今回は私が今まで収集してきたカナダへの送金について語ってみたいと思います。金融ど素人、2桁以上の暗算もできない私の「なんちゃって海外送金白書」です。

 

過去2回ほど留学生の保護者さんからご紹介いただいたWIS○を使って学費を支払っていました。

 

WIS○: 今までにないびっくりな画期的な送金システムです。発想としては、「日本で円をカナダドルにしてカナダに送りたい人」と、「カナダに居て、カナダから日本に日本円を送りたい人」を上手にマッチングさせて円とカナダドルをWIS○内で交換してしまう、というシステムです。そんなシステムなので、教育委員会から見る「送り元の銀行口座」というのはどうなっているのか、素人の私にはよくわかりません。一般的な日本の銀行よりも為替レートも良く、かつ速やかに送金ができます。とある留学生の保護者さんから教えていただいて以来、我が家はずっとWIS○を使って送金してきました。しかし、金融関係者の友人から「微妙なシステムなので、長期的に頼るのはお勧めできない。」とアドバイスを受け、万が一の時の他の送金手段を確保するべく、探し始めました。

 

良い点:

為替レートと手数料の安さ!一度の送金に対していくら、という決まった手数料ではなく、送金金額によって手数料が決まるので、細かい金額を何度でも送金できる。

例:今日(202328日)2万円をカナダドル換金してカナダに送金するとすると、そのその手数料は239円。半端ない手軽さ!

 

弱点:

①コールスタッフは英語対応、もしくはあまり知識がない日本人の対応となるので英語が話せないと大変。通常の銀行の送金とは手順が違うので、慣れるまでちょっと手間に感じるかも。

②金融業界に勤める友人が長期的な利用を薦めないこと。

③教育委員会への支払いは、いつも同じ銀行口座から支払われるわけではないので、支払いをする際には、教育委員会などに「返金は、送金が行われた銀行口座へのみ行います。」などの条件がないかなどを注意してから送金する必要がある。

 

やり方:まずはWIS○のアカウントから送金情報を入力する。するとWIS○から送金先が案内されるので、言われるままに指定された銀行口座に円送金をする。その銀行口座から出発して、最終的に教育委員会に送金がされる。12日後には先方に外貨で支払いが終了する。

 

自分⇒WIS○の指定口座に円で支払いをする⇒WIS○からカナダにカナダドルで支払いがされる

 

、、、ということでWIS○に何かあったときのために第二の送金手段としてSON○銀行を使って送金をしてみることにしたのですが、うまくいきませんでした。残念っ!



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