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約2年前のことですが、カナダの高校で留学を始めて間もないころ、息子は謎の高熱を出したのですが、女神のようなホストマザーの献身的な看病で元気になった息子でした。
そのときのお話はこちらです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/05/blog-post_98.html
コロナの疑いもあり、日本で心配するしかなかった私は、生きた心地がしませんでした。こんな怖い思いはもう勘弁してほしいと思いました。
ところが!
6月(2023年)初旬、あと2週間で成績が出るので、今が課題やテスト勉強のがんばりどころ!というところで、息子、またしても高熱を出しちゃいました。あちゃ~。
まずは喉がすごく痛くなり、倦怠感、高熱、と続き、具合がよくなるまでの1週間は心配で、心配で、とにかく私は息子、ホストマザーと密に連絡を取り合いました。ホストマザーは「風邪にはスープが一番よ。私の秘伝のスープを作ってあげるわ!」と言って息子のために材料の買い出しに行き、特製スープを作ってくれたり、すいかやオレンジをこまめに差し入れてくれたり、息子の看病のために仕事をお休みまでしてくれました。ありがたいっ!
しばらく様子を見ていたものの、なかなか具合がよくならないのでホストファザーがリッチモンドにある公共のクリニックに連れて行ってくれました。そして治療代は、MSP(BC州すべての留学生が入ることが義務化されている保険)でカバーされました。息子は一切お金を払っていません!(ここ強調!)
ウイルス・テストを受け、「処方箋を書いておくから、もしもオンラインでウイルス陽性だというお知らせが出たら直ちにこの処方箋をドラッグ・ストアに持って行って薬を出してもらってくださいね。」と言われ、とりあえず息子いったん帰宅しました。ドクターに診てもらった安心もあるのか、熱も頭打ちだったのか、徐々に体調も戻ってきました。そしてウイルス・テストの3日後にオンライン上に「陰性でした。」というお知らせが来ました。結局いただいた処方箋を使って薬を買うこともなく元気になりました。ほっ!(ちなみにバンクーバーに住んでいる日本人の友人曰く「処方箋してもらった薬はドラッグストアで購入することになり、その際は数千円相当を自腹で払うことになる。」らしいです。)
今回改めて思ったのが、我が家に関しては医療は海外保険は余計以外の何物でもないのだと改めて思いました。我が家は息子が2年前、留学に出発する前に、留学エージェントWに言われるがままに高額なアメリカの海外留学保険に加入してしまいました。
では、以前息子が実際利用してどうだったかというと、海外保険のカナダ現地の対応が非常に悪く、後日、日本にある保険会社の東京のオフィスの方を通じて事情説明を求めたのですが、本件を担当した日本人通訳の方とドクターからの説明は、息子から直接聞いていた話とびっくりするほどあまりにも違い、不信感しか感じられず、去年解約をしました。(すみません。思い出すと怒りこみ上げ、毒気のある言い方をしてしまいました。この詳細はいつか機会があればご紹介したいと思います。)
この件がきっかけでバンクーバーの日本人についていろいろ考えさせられました。
こちらもぜひご覧ください。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_25.html
息子曰く、今回ホストファーザーが連れて行ってくれたリッチモンドにあるクリニックはスタッフの方、設備、ドクター、治療自体もきちんとしてとても良かったそうです。なんといっても、どこにも不信感を感じさせる人が一切話に介入していないということも安心できました。そして、何よりも具合が悪い中、ホストファーザーが仕事に行く前に、ささっと車でクリニックまで連れて行ってくれる距離だったというのがとても助かりました。
息子の2年間の留学を通じて私が結論として思っていることなのですが、総じてリッチモンドは何をするにも人もサービスもきちんとします。カナダの中でもリッチモンドはちょっと別格なのだと思います。
リッチモンドの何かとクオリティーの高い生活について語りました。⇓
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_29.html
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/pac.html
息子のリッチモンドでの様子と、お子さんがカナダ留学をしている保護者と情報交換をしていると、やっぱりリッチモンドはほかの学区とは違い、日本人と価値観やモラルが近く、未成年の留学には、リッチモンドのようなちゃんとした学区が安全で安心だとつくづく思います。
かなり書きにくいことも思い切って書きました。カナダの高校留学は金銭的にも精神的にもとても大変で、不要なものにお金と労力を費やしている場合ではないのです。このブログが今から留学する誰かのお役に立てば良いと思い、思い切って私の本音を書きました。
こちらも参考までにどうぞ。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/12/blog-post_21.html
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