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2023年5月7日日曜日

息子がカナダの大学を希望しない理由②

以前息子がなぜカナダの大学へ進学しないか、ということをブログで書きました。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_17.html

 

思ったよりも多くの方が読んでくださり、やはり皆さん、どういった大学に進学するのか、というのは関心のあることなのだと思いました。

 

さて、結局息子は去年(2022年)の段階で、カナダの大学を希望はしないことにしたわけですが、もう少し、その結論にいたるまで、息子の学校、リッチモンドに相談したときのことをお話してみたいと思います。

 

まず、私は息子の学校の当時のELLの先生と、リッチモンド教育委員会に「息子がUBCなどのカナダの大学に進学したいと思ってるんですけど、、、。」と相談しました。

すると、まるで二人が申し合わせたように、「カナダの総合大学の留学生用の学費は非常に高額です。また、留学生にとって大講堂で行われる講義についていくのはとても大変です。まずはクラスの人数が少なく、比較的面倒見のよいカレッジに入学し、そこで1-2年間単位を取得し、その後、そのカレッジと提携している総合大学に入学するのが良い方法ですよ。」とほぼ同じアドバイスをくださり、お二人ともが複数のカレッジの説明とともに、公式サイトをメールに張り付けてくださってました。ありがたいっ!

 

リッチモンドには複数の学校をまたいでのキャリア・センターというものがあります。同時進行で、そちらのカウンセラーの方に面談を申し込みました。本来は直接伺い、そこで相談することになっているらしいのですが、私自身が日本にいることを説明し、できればZoomでお会いできないものか、ご相談しました。

時差があるゆえに、カウンセラーの方の仕事時間内にお会いするのは難しく、例外的にお仕事時間外に時間を取ってくださり、私はかなり早朝の時間帯にZoomで会っていただきました。

 

お会いできて、本当によかったと思います。というのが、画面の向こう側で、「例えばUBCの経済学部だと、、、。」とシステム上で学費を計算してくださるのですが、これが結構複雑なのか、「えっと、いくらといくらを足して、、、。(しばし計算した後)年間の学費は6万CAD(約600万円。1CAD=100円換算)くらいですね。」「ええ!そ、そんなに高いんですか!」「本当ですね!高いですね、、、。」その方自身も驚いていたようですした。「じゃあ、節約のために小さいカレッジでまず1年間で単位を取ると、、、(またしてもしばし計算した後)あら、年間3万CAD(約300万円)?意外としますね。」とまた驚いていらっしゃいました。

 

なぜ驚いていらしたかというと、一応システム上は留学生の学費などについての情報は入っているものの、まず留学生やその保護者がキャリア・センターで進学についてご相談することもないのだと思います。私に問われて、学費を計算してみたものの、実際に計算してみたら予想外の高額な学費で驚いた、ということなのではないかと思います。

 

なるほどね。私の周りでは、カナダの高校留学をした留学生で、卒業後カナダのカレッジ、大学に進学した人はいません。やはり、進路として、コスト、難易度ともにハードルが高いということなのだと思いました。アメリカの大学と違って、カナダの大学はよっぽどでないと奨学金がもらえません。

 

カナダは国策として、どんどん、じゃんじゃん、移民を受け付けています。カナダとして、特に医療、教育を含む、カナダの未来を担う優秀が移民を大募集中!というわかりやすい政策を打ち出しておきながら、せっかくカナダになじんだ日本人の高校留学生がそのままカナダの大学に進学することできない(かなり難しい)、というのはきっとカナダにとってももったいないのではないかと思うんですけどね。。。

 

残念です。


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