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2023年7月10日月曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想 ⑪本当に信用できる人かどうか

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑩からの続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_7.html

ということで、皆さん、「日本人だから安心」「皆がそうしているから」という発想は捨てた方がいいと思いますよ。彼らは教育者ではなく、営利目的の会社なのですから、私たちは賢い消費者になる必要があると思います。

 

例えば、今、契約している留学エージェントのカナダのスタッフやサービスを提供してくれている人の顔を思い浮かべてください。はたしてその人が日本にいたとしたら、日本であってもその人に大事な仕事を頼めますか?その人がぽんっと日本に来たら、あなたは自分が大事に思っている友人、親戚に「子供がお世話になった人です。」と積極的に紹介したいと思いますか?もしも「確かにカナダにいるからいろいろお世話になってるけど、日本にこんな人がいたらびっくりだわ。」と思ったらその人は「とりあえず日本人」で、人として信用できない種類の人だと思います。

 

カナダに長年いるから日本人と感性が違う、ということと、人として安心、信頼できる、というのは全く別だと思います。お国が違っても、言語、文化が違っても信頼できる人は信頼できるし、日本人であっても信頼できない人は信頼できないと思います。

逆に、私が出会ったリッチモンドの人たちはカナダ人であれ、チャイニーズであれ、お国や文化が違っていても、「約束は守る。」「不確かなことは言わない。」といった至極まっとうな人が多く(もちろん全員とは言いませんよっ!)、安心して話をすることができました。「カナダで誰が信頼できる?」と聞かれたら何人ものリッチモンドの人たちの顔が浮かびます。

 

こういうと、まるでバンクーバーには悪い日本人がたくさんいるかのように聞こえるかもしれませんが、そういうことではないと思います。実際、私にも、バンクーバーにも信頼できる日本人の友人、お世話になった日本人の方もいます。その人たちが日本に来ることがあったら、ぜひ日本でも会いたいし、できれば一緒にご飯を食べたいし、できれば夫にも会ってほしいです。

 

きっと多くのバンクーバーに住んでいる日本人は一生懸命真面目に生きていると思いますが、一部の「とりあえず日本人」によって、日本人留学生保護者が不安であることにつけこんだ悪質なビジネスが横行しすぎていると感じてます。私たち留学生や留学生保護者たちは、玉石混交な業界で、賢く判断することが必要だと思うのです。

 

今回、誰も言いたがらないことを正直に話しましたが、これが私が2年間どうにもこうにもならない状況に追い詰められてしまい、のたうち回って、七転八倒して学んだ大事なライフ・レッスンの一つです。

 

どうか、多くの留学生が、悪質なサービスや「とりあえず日本人」に振り回されず、有意義な留学ができますように!


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2023年7月7日金曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑩カナダ高校留学は情報戦

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑨からの続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_6.html

カナダだけに限らないかもしれませんが、私はこの2年で少なくともカナダの高校留学はとにもかくにも情報戦なんだと学びました。

 

数少ない、カナダの高校を卒業し、大学まで進学した留学生の保護者さんたちの共通点は、ご自身のお子さんとしっかりコミュニケーションが取れていて、さらにとにかく情報収集が上手で、「皆がそうしているから。」、「日本人からのサービスだから」といったふわっとしたものを全くあてにしていない!の一言につきます。こういった方々は、ネットなどで出回っている情報をあてにしておらず、「ど、どうやって調べたんですかっ!」と思わず叫びたくなるようなニッチな情報を持っていました。

そして我が家もそういった方々に情報をおすそ分けしていただいて助かったという場面が数回ありました。(そのときに情報をシェアしてくださった方々、ありがとうございました!)

 

もう一つそういった保護者さんたちのには大きな特徴があります。

そういった人たちは、品質が悪いサービスには一銭も出さないくせに、「そんなに高いのに払うの??」と思う場面で、必要だと判断したら大胆にバンっと支払いをします。見極めがお見事!だと思いました。お金の使い方が上手でしょうね。きっと。


⑪に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_10.html

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2023年7月6日木曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑨ 留学エージェント側の学生ビザを引き受けられない事情。なるほど!

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑧からの続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_4.html 

このように、バンクーバーでは学生ビザまわりはなにかと不安定で、留学エージェントとしてもそんな不安定な要素の責任を持つのはリスクがあり、おいそれと学生ビザの更新を自分たちの仕事(あっせん業務)として引き受けられない、ということなのかな?と思います。その結果、学生ビザの更新手続きというものは多くのカナダ留学生の保護者達によくわからないまま丸投げされ、そしてある一定の時期になると一斉に保護者達が日本でばたばたと不安そうに「学生ビザ情報」を探しまわる、という珍現象が起きる、ということなのかもしれません。

 

風が吹くと桶屋が儲かり、バンクーバーに「とりあえず日本人」ビザ屋がいるので、留学生保護者が不安になる、ということでしょうか。笑。

 

結局のところ、どうやったって留学生保護者がしっかりするしかないのですよね、、、。我が家もそうですが、多くのカナダ留学生保護者さんから「大変だとは予想していたけど、カナダ留学がここまで大変だとは思わなかった。」という声を聞きます。本当に大変ですので、今から留学をするお子さんをお持ちのご家庭はそのつもりでいたほうが良いと思いますよ。

⑩に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_7.html


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2023年7月4日火曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑧留学生保護者たち、そりゃあ、不安になるでしょ

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑦の続きです。 

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post.html


不思議な話ですが、カナダの留学生の保護者の多くが学生ビザの更新をすごく不安に思っているようです。以前は「留学エージェントがはずれだったのかな?」くらいに思っていたのですが、最近事情がわかりました!留学エージェントっててっきり学生ビザの更新もサービスの一環としてやってくれるものかと思っていたら、「学生ビザは自分で更新してください。」というエージェントもあるようです。(しかし、ここで疑問に思うのですが、学生ビザを自分たちでなんとかしないといけないなら、いよいよ留学エージェントと契約するメリットは少なくないですか?)

また、学生ビザ更新をやってくれる留学エージェントであっても、留学生保護者がとっくにお金も払い、必要書類も提出していても、肝心なカナダ現地のスタッフが「とりあえず日本人」で、そのままなんとなく放置してしまって、「もうすぐ学生ビザが切れる!」となって初めて大慌てするというとんでもないケースもあるようです。恐るべし「とりあえず日本人」!

 

またビザ更新の料金というのも、その会社の言い値なわけです。かたっぱしから聞いて回ったところ200CAD700CAD(1回の学生ビザ更新につき)まで本当に様々でした。では、社内に複数のおかかえ有資格者がいて、日本人の間で有名で金額が高い日本の会社が安心かというと、そういうことでもないようで、意外やグーグル・マップで評価が低く、「あ、この人だいぶ怒ってる、、、。」という書き込みもあったりします。逆に留学生保護者たちの間でも留学エージェントの間でも聞いたことがないような小さな日本人が経営する個人コンサルサルタントで、料金が安くてもグーグル・マップでびっくりするほど多くの英語の高評価の書き込みがある会社があったりして、値段がすべてでもなければ、日本人の間で知られている会社だから安心ということでもないようです。結局のところは、やっぱり留学生保護者がしっかり見極めることが大事なのだと思いました。

⑨に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_6.html

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2023年7月3日月曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑦学生ビザの更新の謎

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑥の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/pac.html

しかし、全部がリッチモンドで解決するかというと、さすがにそうは言いきれないかもしれません。どうしても日本人に頼らないといけない場面があるとしたら、それは、学生ビザの更新のときではないかと思います。しかし、学生ビザ更新に関しても、わざわざバンクーバーで頼まなくても、日本には日本人から高く評価をされているビザ専門の会社も複数あるようです。

 

実は、私自身、ビザ更新に関して在バンクーバーの日本人が経営する会社でちょっと嫌な体験をしました。

日本人の間でもよく知られていて、カナダにいる友人からの勧めもあって、うん十年ビザをやっているという日本の会社に連絡を取ってみたのですが、対応してくださった方が、接客、システムに不慣れなのか、ぶっきらぼうな対応で、話も一転、二転し、不信感を抱きました。こんな方には大事なビザ更新は安心して頼めないと判断し、そちらでビザ更新をお願いするのはやめました。たまたま私が運が悪かったのかな?と思ってカナダ留学の保護者の方々に聞いてみると、やっぱり似たような体験をして、本当にビザを更新できるのかヒヤヒヤしたという方がいらっしゃいました。バンクーバーは人の出入りが激しいので、当たり、はずれがある、というリアルな話だと思います。今からビザ更新をする方は、会社の評判だけではなく、実際に業務を担当する方がどういった対応をしてくださるのかしっかり見極めた方が良いと思います。

 

バンクーバーにあるビザ会社にお願いするメリットとしては、カナダ政府からビザを取り扱う資格を持った人しかできない業務があり(多分。推測ですが。)、何かあったときに安心、ということだと思います。しかし、「資格がある」ことと、「親身になってその資格をフル活用する」というのは全く別の話であって、どこまで親身になってやってくれるのかはそのときの担当者次第なのだとも思います。カナダのビザの資格こそ持ってないけど、日本人に評判が良い日本にあるビザの会社にお願いするのか、それともサービスの品質は不明だけど何かあった場合を考えて、有資格者のいるカナダのビザの会社にお願いするのかは、留学生の保護者がしっかり判断をしないといけない場面だと思います。

⑧に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_4.html


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2023年7月2日日曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑥(では、我がリッチモンドは?PAC(保護者会)の皆は?)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑤の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_29.html 


             学校の校舎の外の様子です。⇑

そして、PAC(保護者会)の皆も「息子が困ってるんだけど。」とグループ・チャットに投げかければ、PAC会長Cを筆頭に誰かしらが、なんらかの情報シェアか手助けをしてくれます。

「いやいや、それはあなたが英語を話すでしょ?」と思ったそこのあなた!

翻訳アプリを使えば、いとも簡単に中国語で意思疎通が取れるので、英語や中国語を知らなくても問題ないと思います。お国も文化も違うので、ときどき勘違いや、お互い分かり合えないときもありますが、それを超えると日本人ママ友同士のふわっとして、敵なんだか味方なんだか、どこに本音があるんだかわからないような表面的な付き合いとは全く別の種類の信頼関係ができる人たちなのです。だいたい日本でのママ友ってなんでしょう?本当に「友」ですか?それとも「偶然ママという立場が同じの知り合い」じゃないですか?(あ、すみません。またしても毒を吐いてしまいました、、、。)

 

必要なのはたった一つ!

皆とコミュニケーションを取ろうという度胸と根性だけです!

 

私は中国語は全くもって分かりませんが、グループ・チャットはほとんどが中国語で、私自身も翻訳アプリを使って中国語でメッセージを送っています。

 

ちなみ今までグループ・チャットでは「いつ中間レポートが出たのか」「明日は学校は休みなのか」「来週ボランティアを募集中。ボランティア証明も出るよ。」といった日々の情報から「良質なIELTSの個人授業をやっている英語学校情報」「お得な携帯電話情報」「おいしい日本食のレストラン」「我が家はホームステイ生を募集中。学校からたった徒歩5分。」「BC州が発行するオフィシャルな成績表の依頼の仕方」といった留学エージェントの情報よりも、ずっと正確でタイムリーな現地情報がシェアされてきました。

 

こういったことで、リッチモンドに留学するなら、(情報を得ようと自分たちもちゃんとがんばって)なんでもリッチモンドの中で解決するのが一番安心で確実だと感じています。我が家は現在どこのエージェントとも契約をしていませんが、おかげ様でエージェントがいろいろトラブルを起こし、その火消しに追われるということがないので以前よりもずっと快適です!不要なコストもかかりませんしね。

 

留学エージェントと契約しないでいる、ということは我が家にとって大きな決断でしたが、この2年間で決めた大事な決断の中で一番「思い切って良かった!」と思える賢明な決断でした。

⑦に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post.html

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2023年6月29日木曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想⑤(では、我がリッチモンドは?まずは息子のホストファミリー)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

④の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_27.html

対照的に富裕層が多いリッチモンドは、総じて真面目で律儀で、心身ともにゆとりがあり、日本人と感覚が似ている人が多く、「日本人留学生が困ってる!」となると周りが何かしら助けてくれます。

 

息子のホストマザーと旦那さん(ホストファーザー)はこの巨大チャイナタウンにいながら超少数派のイラン人なのですが、誠実で温かい家族で、「ステイ生を守るのは私たちファミリーの仕事だから。」「彼はすでに私たち家族の一員なのだから。」と言って、食材の値段がびっくりするほど上がる中、きちんとした食事を出し続けてくれ、息子が病気になれば、仕事を休んででも看病をしてくれ、何かあれば日本にいる私に連絡をくれます。

 

1年以上も前ですが、息子が突如「ホストマザーはイランでは一般人じゃなかったみたいだよ。」と言い始めたので「何を言ってるんだろう?」と思ってました。ある日、マザーからイランにいたときの写真を見せてもらう機会があって、びっくり驚きました。ヨーロッパ調の大きな家の中で、女王様みたいなドレスを着ていて、「なんかのお芝居か、ショーでも出演したの?」と言いたくなるような姿でしたが、別にお芝居やショーに出たわけじゃなかったみたいでした。

 

ホストマザーってば、イランでは高貴な身分の方でした!

 

彼女と話していて、ときどき「ん?」と違和感を感じてはいたんですが、お家柄が良さすぎるがゆえの違和感だったのですね。そりゃ、一般人の私が違和感を感じるはずです。

たまたま息子のホストファミリーが特殊なケースなのかもしれないし、チャイニーズに限らず、リッチモンドには、世界中から政治、宗教などの諸事情で祖国を離れなければならなかったり、または新しい生き方を求めて、世界中から富裕層が集まってきている、ということなのかもしれません。結局わからないままですが。


⑥に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/pac.html


息子のホストファミリーについてのお話です。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_21.html


こんなこともありました。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_74.html


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2023年6月27日火曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想④(かつての東京と同じ構図)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

③の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_25.html

かなり余談ですが、ひと昔の東京の外資企業もそんな感じでした。外国人と渡り合えるだけの英語力を持った人材というのは限られていたので、英語力や英語力と専門性という黄金の組み合わせを持っている人材へのニーズは非常に高くなり、需要と供給のいびつなアンバランスがありました。結果としてどうなったかというと、「なんでこんな変な人がここにいるの?」とびっくりする摩訶不思議な人が外資企業にうようよいました。しかし、くやしいかな、外資企業のトップは外国人で、英語が強い人たちしか幹部と近く、彼らが幹部とどんな話をしているかわからず、私たち(その他)の社員は英語力が強い人材に従い、彼らの奇行にひたすら耐え、その理不尽な指示ゆえにトラブルに発展してしまっても、粛々とその後始末をするしかなかったわけです。東京にもそんな時代がありました。きっとシンガポールなどの昔から日本人が多いアジアの大都市にもそんな時代があったと思います。今もあるのかもしれません。

 

その頃の外資企業の様子を知っている私はバンクーバーの「とりあえず日本人」が日本企業で重宝され、そのしわよせは現場(今回のケースでは留学生とそのご家族)に起こり、収拾がつかない様子が目に浮かぶのです。

⑤に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_29.html


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2023年6月25日日曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想③(バンクーバーという大都市の宿命)

②の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_23.html 

また、少し見る角度を変えて、バンクーバーという場所についても考えてみました。

まず日本人留学生がお世話になるサービスというのは、たいていバンクーバー近辺にあり、また、バンクーバーというのはBC州の中でも一番日本人がいる場所ではあるのですが、だからといって安定した日本人の雇用ができるというわけでもないと思います。人の出入りも激しく、人種のるつぼ、文化もマナーもごちゃごちゃで、家賃もとても高いです。こういった事情で日本人が多い割には安定して良質な人材を確保するのも難しいのだと思います。

 

息子が言うには、リッチモンドと違って、バンクーバーはアジア・ヘイトもあり、治安も悪く、ごちゃごちゃしていて、バンクーバーに行くとかなりの確率で何かしら「ちょっと不快だな。」という目に遭うことがあるらしいです。要するにバンクーバーは暮らしにくい場所ということのようです。なるほどね。

 

昔海外を転々とした私はこう思うのです。

都会の宿命で、どの国でも大きな都市の中心は人の出入りも激しく、人は多いけど、互いに信頼関係も築きにくい(すぐ人が入れ替わるので)、という性質を持っていると思います。大都市ゆえに大きなお金の流れはあるし、ビジネスの規模も大きいけど、ビジネスとしての丁寧さ、誠実さというのも両立させるのが難しいのかもしれません。そんな環境では、日本人留学生に対してもいい加減なビジネスをし、それを許す土壌ができてしまっているということだと思うのです。


④に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_27.html


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2023年6月23日金曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想②(Aさん発の失敗が見事に「大事件」に成長し、我が家は七転八倒する。)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

①の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023_06_22_archive.html

我が家が様々なトラブルにあった留学エージェントWのカナダの現地スタッフAさんもそんな人でした。カナダにご家族と定住していて、英語で息子の学校とやりとりこそできたものの、ちょっと踏みとどまってちゃんと考えよう、調べよう、という慎重さがなかったようで、経験もないのに、独断でスタンドプレーをし、Aさん自身がどうにもこうにもならなくなってから初めて東京にあるWの当時の担当者S氏から「こんなことになってます。」と連絡がくるというのがパターンとなっていました。追い打ちをかけるように、東京オフィスの担当者S氏の対応自体も問題がありました。ある程度の時間が経過してしまったがためにどうにもならなくなってしまった状態に対して、お詫びやフォローがあるわけでもなく、「現地からの報告」としてまるで他人事のようにしれっと伝える、という最悪のパターンでした。それゆえにAさんの失敗は見事に「大事件」に成長(?)していて(失笑)、ダイレクトに我が家への大きな打撃となり、我が家はその都度七転八倒することになるというパターンでした。はい。最悪でした。

 

もちろんAさん自身に大きな問題があると思うのですが、じゃあAさんだけかというと、やっぱりカナダの他のエージェントを利用した方からもエージェントとのトラブル体験談を複数聞き、Aさんほどひどくはないものの、多かれ少なかれどこでもそういったことが起こっているように感じました。(もちろん中には良いエージェントさんやバンクーバーで頑張っている人もいるとは思うのですが、あくまでもそういう人が少なからずいる、という話です。あしからず。)

 

我が家は留学エージェントだけでなく、日本人留学生を対象としたカナダ現地での「とりあえず日本人」からのサービスで複数回トラブルに遭いました。そんな痛い目にあった我が家は、今はなるべく安全安心のリッチモンドで安心安全のリッチモンドの人から、安全安心のリッチモンド品質のサービスを受けるようにしています。これが我が家の結論です!

③に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_25.html

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2023年6月22日木曜日

「とりあえず日本人なら安心」という発想①(我が家が学んだロジック)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

息子が留学を始めて約2年が経ちました。

我が家にとっては息子だけでなく、家族全員にとって「人の本質を見極める」という人間修行の2年間でした。はい。

気づいたこと、学んだことはたくさんあるのですが、今日はカナダにいる「とりあえず日本人」から受けるサービスについて語ってみたいと思います。

 

思い起こすと、我が家のどうにもならないトラブルにはかなりの割合で「とりあえず日本人」とも言い「日本人として信用はできないけど日本語を母語とする日本人」ともいえる日本人が関わっているように思います。

どういうことかというと、私たちはつい「日本人のやってる会社だから安心だろう。」「念のために日本人スタッフが現地にいる留学エージェントにしよう。」と同じ日本人からのサポートをあてにしがちですが、うまくいかないことが結構あります。

カナダは日本ではなく(当たり前ですが)、留学エージェントがずばり雇いたいと思うような人材を見つけるのは難しいのだと思います。日本であれば、英語もでき、ちゃんと定住してることは大前提で、その上で留学エージェントのスタッフとしてふさわしいような職歴、学歴、仕事を安心して任せられるような責任感、誠実さを持った人材を集めることはできても、カナダではそれが難しいのだと思うのです。

しかし、留学エージェントなどは現地日本人スタッフがいるといないでは留学生家族の安心度が違うので、結果としてはちゃめちゃな人でも「とりあえず日本人」ということで雇ってしまうのだと思います。


②に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_23.html


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かつての我が家は家族全員の目が節穴(ふしあな)で、このロジックをわかっておらず、まんまと「カナダ在住日本人による高額&乏しいサービス」というカナダ限定販売の「ぽんこつセット」を購入するはめになりました。

②に続きます。


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