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2022年12月24日土曜日

カナダの医療事情②

カナダの医療事情①の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/12/blog-post_21.html

 

では、もう一度最初の最初に戻って考えてみます。

さあ、留学生が急に病気、けがをしました。結局どうすればいいのでしょうか?これもTにそのまま聞いてみました。

「個人の考えで違うと思いますが、風邪などでは自宅で療養すればいいでしょう。けが、急病であればER(リッチモンド病院)に行くのがいいでしょう。もしも歩けないほどの状況であれば911に電話をするのが良いでしょう。」ということでした。

整理すると、緊急事態は911ERが担当します。しかし、そこまでの緊急性がなければ本来ファミリー・ドクターが担当するところですが、そこが現実問題としてうまく機能していないので、ウオークイン、さらに政府肝いりのUPCCが選択肢となりえます。

 

さて、次にMSPについて改めて整理をしていきます。

結局MSPという保険ってどこで出番があるのかTに聞いてみました。

「MSPはすべての医療機関での基本的な治療費をカバーしてくれます。しかし、薬代、歯の治療、救急搬送代、視力検査、眼鏡代、ギブス、つえ、車いすといった補助器具、病気などに直接関係のない診察代、診断書などの書類代、病院の駐車代などは対象外となります。」とのことなのですが、ここでTが衝撃的なことを言います。

「私自身はきちんと自分の健康管理ができているので、MSP以外の保険に入っていません。現在私は歯科検診、視力検査と眼鏡代くらいしか医療費はかかっていないので、計算をしてみると、MSP以外の保険に入り、こういったコストをカバーするよりも、実際にかかるコストをそのまま支払った方が安く済むからです。」とのことです。

 

な~んだ、カナダ人にとってMSPでカバーされない医療費というのは生活に影響があるような大きな出費ではないようです。

隣国のアメリカでは、医療サービスはびっくりするほど高額だということは有名な話ですが、私は、隣国同士、英語圏同士のアメリカとカナダはなんだかんだ言って、きっと似たようなシステムなんじゃないかと思い込んでいましたが、とんでもない勘違いでした。

 

ほっと安心したところで、さらにTが続けます。

BC州では、BC Pharma Care という制度があり、申請をすれば、収入に応じて薬代、歯の治療が無料で受けることができます。」とのことです。厳密にいうと、まずは一度治療施設で支払いをし、後に行政機関に返金の申請をする、というシステムのようです。

BC州では、低所得者が薬代、歯の治療が受けられないということが長年社会問題とされてきました。このBC Pharma Careという制度もそういった問題に抜本的解決を狙った施策のようです。

 

今まで何度も感じてきたことですが、カナダは日本やアメリカと違ってすべてにおいてものすごい勢いで変化し続けています。その急激な変化ゆえに新たな課題が発生し、その課題の深刻さ、担当部署の意識の在り方で、突然今までのシステムが変わります。

日常的に急な方向転換を繰り返す船に乗っていると、国民全員で船酔いしそうな気がしますが、リッチモンドの友人たちを見ていると、その変化にも慣れっこで「あら、また変わったのね。」と日常の光景の一つとしてとらえているようにも見えます。もしくは、祖国中国を離れ、最終的に遥かカナダにたどり着き、ここで暮らす彼らは、私たちが想像ができないほどの荒波に何度となく翻弄されてきて、むしろ私のようにカナダの制度が流動的であることに戸惑っていること自体が不思議に映るのかもしれません。

 

今回の2回にわたってのカナダの医療事情①②の執筆に関しては、私が所属するリッチモンド・フレンドリーというトーストマスターズ・クラブ(英語でスピーチ力、コミュニケーション力を磨くクラブ)の会長のTが、長い時間をかけて、客観的な事実をもとに、丁寧に私の疑問にこたえてくれました。トーストマスターズとは、普通の勉強会とは違い、クラブのメンバー同士が信頼関係を築き、お互いを助け合い、リスペクトしながら真のコミュニケーション力を磨いていくことができるクラブです。

リッチモンド・フレンドリーはいつでもゲストを歓迎します!ご興味のある方、ぜひ一度見学にいらしてください!

お問い合わせはこちらまで⇓

richmondfriendlytoastmasters@gmail.com

(メールアドレスをコピペして使ってください。)


**Special thanks**

リッチモンド・フレンドリーの会長のTはもとより、保護者会の会長のC、資金調達委員会の会長のE、医療施設で勤める立場でいろいろアドバイスをくれたC、息子が通う高校の生徒のFといったカナダ人の方々、および、バンクーバー在住のビザ・コンサルタントのM、リッチモンド・フレンドリーのリッチモンド在住のメンバーのK、バンクーバー在住で会社経営者であるHといった日本人の方々、情報提供をしていただき、本当にありがとうございました。


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2022年12月21日水曜日

カナダの医療事情① / The medical situation in Canada ①

(2022年12月30日加筆修正)

以前息子が体調を崩したときにPAC(保護者会)の友人たち数人に良いクリニックを知らないか聞いて回ったことがあります。皆口をそろえたように「うちのファミリー・ドクターを紹介したいところだけど、そこは新規受付をしていないのよ。」と言っていて、「そろいにそろって、皆のファミリードクターが新規を受け付けないってどういうことなんだろう?」と、不思議に思いました。

さらに「ウオークイン(Walk in)に行くといいよ。」と言ってそこの詳細をくれた友人もいました。また、他の友人は「ウオークインに行って、「すっっっごく具合が悪いんです!!」って強調しないとだめだよ!ねばるんだよ!」と本当に息子のことを考えてアドバイスをしてくれた友人もいました。 (友人たち!本当にありがとう~!!)

 

結局息子はクリニックに行かなかったのですが、ずっと「あれはどういうことだったんだろう??」とずっと気になっています。我が家はアメリカの保険会社の留学保険をやめ、MSPStudyinsuredという留学生用の保険という二本立ての保険でやっていくことにしたわけですが、そう決めたからには、それなりの知識を蓄えておく必要があります。

 

リッチモンドの友人たちと医療周りの話をしていると、必ず「ウオークイン・クリニック」「ファミリードクター」「ER」といった言葉が出てきます。

日本でファミリー・ドクターというと、「近所のかかりつけのお医者さん」のことを指すように思います。小さいお子さんがいるご家庭ではかかりつけのお医者さんが決まってることもあるでしょうが、「うちのかかりつけはこのクリニック!」というクリニックがない人も多いかと思います。

では、カナダで「ファミリー・ドクター」ってどういうことなのか、私が所属するリッチモンド・フレンドリーの会長であり、かつ栄養学のエキスパートであるTにいろいろ聞いてみました。

 

「カナダでは、誰もがファミリー・ドクターというものがあることが大前提です。理論としては、全世帯にファミリー・ドクターが割り当てられていることになっていますが、実際のところはファミリー・ドクターは20%足りていません。」

「いるのが大前提」といいながら20%もの住民がファミリードクターがいないというのは結構衝撃的な話です。

また「新たにリッチモンドに引っ越してきた住民は、ウエブでファミリー・ドクターを見つけることができます。」ということでした。

では、実際にTが教えてくれたサイトで検索をしてみると、クリニックの一覧表は出てくるものの、クリックして詳細を見ると、ほとんどが「新規患者は受け付けていません。」と表示されます。なるほど、「20%ものファミリー・ドクター不足」というのはこういうことのようです。

そんな状態なら、留学生が新たにファミリー・ドクターを見つけることは難しそうです。もしくは、ホストファミリーに相談してホストファミリーのファミリードクターが診察をしてくれる可能性があるのかもしれませんが、そこは不明なままです。

 

では、よく聞く「ウオークイン」ってなんなんでしょう?これもTに聞いてみました。

「ウオークインとはERのように緊急時に診てもらうもらうものではありません。ファミリー・ドクターのように、長期の治療をするところではなく、予約なしで受付けていて、一時的な治療をしてくれるクリニックです。個人的には日本語が話せるウオークインを知りませんが、リッチモンドには150を超えるウオークインがあります。あくまでも一時的な治療なので、同じドクターに継続的に診てもらうことはできませんが、留学生が一時的に医療サービスが必要なときにお願いをするといい場所と言えるでしょう。」とのことです。

 

さっそくTが教えてくれたウオークインの検索サイトで検索をしてみます。試しに息子がホームステイしている住所を入力し、半径5Km以内を選んでみたところ、なるほど、いくつかクリニックの詳細が出てきました。

 

ここでバンクーバー在住、長年会社を経営してきた日本人の友人Hから聞き捨てならぬ話を聞きます。「残念ながら、カナダの医療体制は、日本のように具合が悪くなればすぐに適切に治療をしてくれるような整ったものではありません。確かにウオークインはあるし、診てはもらえますが、そもそもウオークインは簡易医療施設でしかありません。ウオークインの診断により専門医にかかる必要があると判断されれば、専門医につないでくれることにはなってはいますが、問題は専門医に診てもらえるまでの時間です。運が良ければすぐに診てもらえますが、数か月、長くて1年以上ひたすら連絡を待つこともあります。待っている間に病状が悪化してはいけないので、病気になってしまった場合は、日本に帰国して治療をする日本人も多いようです。」聞き捨てなりませんねぇ。恐ろしいですねぇ。

 

いや、これはバンクーバーの話なのだから、リッチモンドの医療事情はもっと良いものかも、、、と期待し、さっそくリッチモンドに住むカナダ人の友人に聞いてみます。「確かにカナダでの医療体制は良いとは言えない。ファミリードクターやウオークインはあるけれど、専門医になかなか診てもらえない。中国人の私たちも大きな病気になってしまって中国に帰って治療をすることもある。」ということでした。やっぱりリッチモンドの医療インフラもだめそうです。

 

日本人H曰く「カナダでの専門的な治療は良質なのですが、国民の治療が無料ということがむしろ治療までのスピードを遅くしている側面があります。」とのことです。なるほど!治療費が高額であれば、治療を受ける側も、治療を受けるべきかどうかの慎重な判断をし、クリニックも混雑はしないだろうけれども、治療自体が無料なカナダでは「タダだし、診てもらうかっ。」ということで、病状の深刻さも万別で、クリニックの込み具合とともにグダグダになってしまっている、ということのようです。

 

では、ERはどうでしょうか?再びクラブの会長Tに聞いてみます。

「リッチモンドには、リッチモンド病院が唯一のERとして存在します。それとは別に20224月にUPCC(救急センター)が新設されました。このUPCCというのは、カナダ政府健厚相、バンクーバー臨海健康センター、リッチモンドの家族省などの複数の行政機関が共同で設立した革新的な治療センターで、通常の看護師だけでなく、家族医療担当ドクター、手術ができる看護師、ソシアル・ワーカーといった様々な医療スタッフの連携のもと、発熱外来、急患、事故やケガといったありとあらゆるケースの対応が可能な医療施設です。」ということだそうです。さらに調べてみたところ、このUPCCは正式名称はRichmond City Centre Urgent and Primary Care Centreといい、なんと33人もの常勤医療従事者をかかえ、緊急医療だけでなく、緊急医療からファミリードクターや専門医につなげなかった場合はそのまま継続してケアを提供してくれるという画期的な医療施設のようで、バンクーバー周辺の慢性的な医療サービス不足である現状を、抜本的に改善しようというカナダ政府の本気度を感じさせられます。偶然にもそんな政府肝いりの医療機関がリッチモンドにできたというのは朗報以外の何物でもないですね~。

 

カナダでは、「通常運転」のときは日本人から見るとずいぶんのんびりしている一方で、行政が「やりますよ!」と一度本気になると、ターボがかかって急に走り出します。息子がリッチモンドに留学してはや1年半、そんな私に言わせると、この急にターボがかかる様子は「いつも通り、カナダ的だなぁ。」と思います。

 

そんな画期的なUPCCがリッチモンドにできたのなら、さぞリッチモンドの友人たちも喜んでいるのかと思いきや、意外とその存在自体も知られていないようで、拍子抜けしました。どうもこのUPCCがどれだけ慢性的な医療サービス不足を解決してくれているのかは不明です。UPCC、がんばってくださいよ~。

②に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/12/blog-post_35.html 

 

==以下は翻訳アプリによる英語に加筆修正をしたものです。==

(re-write on 30th of December 2022) 

When my son was sick once, I asked around to some friends in the PAC (Parents Association) if they knew of any good clinics. They all said in unison, "I would refer you to our family doctor, but they are not accepting new patients." I wondered, "How can it be that all the family doctors are not accepting new patients?"

 

Some said "You should go to the Walk in." and gave me the details of that place. Another friend said, "You have to go to the Walk in and emphasize that he was very, very sick! You have to emphasize the sickness.'  They gave me a lot of practical and kind advice. (Friends! Thank you so much!)

 

In the end, my son didn't go to the clinic, but I wonder, "What was that all about?"

Since we decided to stop taking out study-abroad insurance from an American insurance company and go only with MSP insurance and Studyinsured, an insurance policy for international students, we need to well know the medical system in Canada. 

When discussing medical care with friends in Richmond, words like 'walk-in clinic', 'family doctor' and 'ER' always come up.

In Japan, a family doctor seems to refer to a 'neighbourhood doctor'. Families with small children may have a family doctor, but there are many people who do not have a family doctor.

I asked T, the president of Richmond Friendly and an expert in nutrition, what 'family doctor' means in Canada.

 

'In Canada, the basic premise is that everyone has a family doctor. The theory is that every household is supposed to have a family doctor, but the reality is that we are 20% short of family doctors."

It is quite shocking that 20% of residents do not have a family doctor, despite the "basic assumption that they do."

T also says "New residents moving to Richmond can find a family doctor on the web."

Introduced the site, I looked into the family doctors in Richmond.  It is surprising that although there were a lot of family doctors on the list when I pressed the details button, most of the clinics say 'not accepting new patients.'

Well, this seems to be what is meant by a "20% shortage of family doctors".

In such a situation, it seems difficult for international students to find a new family doctor. Alternatively, there may be a possibility to consult a host family and have the host family's family doctor examine the student, but this remains unclear.

 

So what is this 'walk-in' thing we hear so much about? We asked T about this too.

'Walk-ins are not like ERs, where you are seen in an emergency. It is not a place for long-term treatment like a family doctor, but a clinic that accepts patients without an appointment and provides temporary treatments. I personally don't know of any walk-ins that speak Japanese, but there are over 150 walk-ins in Richmond. It's only temporary treatment, so you can't see the same doctor continuously, but it's a good place for international students to ask for temporary medical services when they need them." she said.

 

I immediately search on the Walk-in search website that T told me about. As a test, I entered the address of my son's homestay and selected an area within a 5 km radius, and sure enough, some clinic details came up.

 

Out of blue, I hear an unsolicited comment from H, a Japanese woman who has lived in Vancouver and run a company for many years: "Unfortunately, the Canadian health care system is not as good as it is in Japan. There are walk-ins and they can see you, but walk-ins are only simple medical facilities. If the walk-in diagnoses that you need to see a specialist, they will connect you to a specialist, but the problem is the time it takes to see a specialist. If you are lucky, you will be seen immediately, but you may have to wait several months, or even a year or more, to be contacted. Many Japanese people return to Japan for treatment if they become ill because they don't want their condition to worsen while they are waiting." That's not a good thing to hear. It's frightening, isn't it?

 

No!  This is a story of Vancouver, so the medical situation in Richmond might be better, I thought, and immediately asked my Canadian friend who lives in Richmond. 'Certainly, the health care system in Canada is not good. There are family doctors and walk-ins, but it is very difficult to see a specialist. Sometimes we, as Chinese, get very sick and have to go back to China for treatment."  It seems that the medical infrastructure in Richmond is also not good.

 

According to Japanese H, "Specialist treatment in Canada is of good quality, but the fact that treatment is free of charge for the citizens is slowing down the speed of treatment."

Hmmm, interesting!  If the cost of treatment is high, the person receiving treatment will make a careful decision on whether or not to receive treatment, and clinics will not be crowded, but in Canada, where treatment itself is free, people will say, "It's free, I'll go and see a doctor." The severity of medical conditions varies widely, and the clinics are congested and the treatment is not always easy to have.

 

So what about the ER? Again we ask club president T.

'Richmond Hospital is the only ER in Richmond. Apart from that, a new UPCC (Urgent and Primary Care Centre) was established in April 2022. This UPCC is an innovative treatment centre established jointly by several government agencies, including the Government of Canada's Minister of Health, the Vancouver Coastal Health and so on, where various medical care providers such as family medicine doctors, surgeons and social workers, as well as regular nurses, work altogether.  It is a medical facility that can handle all kinds of cases, such as outpatient fever, emergencies, accidents and injuries and so on.'  

My further research revealed that the UPCC, officially called the Richmond City Centre Urgent and Primary Care Centre, has a total of 33 full-time medical staff and provides not only emergency care but also continuous care if the patient is not connected to a family doctor or specialist from emergency care. It seems to be a ground-breaking medical facility, which shows the seriousness of the Canadian government to drastically improve the chronic lack of medical services in the Vancouver area. It is nothing but good news that such a government-sponsored medical facility has been established in Richmond by coincidence!

 

In Canada, when they conduct "normal operations", they work very slowly and relaxed, but once the government gets serious and says, "We'll do it!', the turbo kicks in and they suddenly start running. My son has been studying in Richmond for a year and a half now, and if you ask me, this sudden turbo-charging is 'very Canadian, indeed', as usual. I think.

 

I thought that his friends in Richmond must be very happy that such a groundbreaking UPCC was established in Richmond, but I was surprised to find that the existence of the UPCC itself seems to be unknown. I'm not sure how much this UPCC is helping to solve the chronic shortage of health services. 

② https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/12/blog-post_35.html  



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