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2024年8月13日火曜日

留学終了1年後の我が家 ⑦浮き輪なしの果てしない遠泳

 ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑥の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/08/1_6.html


私はカナダの高校留学をお勧めしているわけでも、反対しているわけでもありません。

カナダの高校留学をするということは、浮き輪なしで大海原を泳いでいくようなもので、大波が来ようと、嵐が来ようと、誰かが代わりに泳いでくれるわけではなく、最初から最後まで自分を信じて愚直に泳ぎ続けるしかない、途方もなく長い遠泳のようなものです。

 

私が言いたいのは、遠泳を始める前にその大変さがどれくらいのものなのかを慮(おもんばか)って、それなりの覚悟をしたほうがいいですよ、ということなのです。

 

このブログでは我が家の失敗も恥もすべて包み隠さず話してきました。それは、このリアルな体験が留学を考えている誰かの役に立てばいいと思うからです。このブログを読んだ誰かが、カナダ高校留学の良さも悪さもよく理解し、カナダへの高校留学をするかどうかを正しく判断できる材料の一つになればいいと思います。

 

このブログが誰かの役に立ちますように!



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2024年8月6日火曜日

留学終了1年後の我が家 ⑥結局どれくらい大変?

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

⑤の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/08/1.html


では、改めてカナダの高校留学ってどれくらい大変と考えればいいのでしょうか?

我が家ほどの災難のオンパレードも稀だと思います。しかし、ここまで必死に遥か遠い日本からカナダに向けて息子を援護射撃をする私のような保護者とリッチモンドのように温かい人に囲まれての留学というのも稀だと思うので、プラス・マイナスでゼロでだいたいこのブログくらいの大変さがあると思ってもらうといいような気がします(大雑把な目安ですが、、、。)。

どの留学生とその家族から話を聞いても、なにかしらの試練があって、大変そうです。勉強自体はもちろん大変ですが、教育委員会がぐだぐだ、スクール・カウンセラーが親身に相談にのってくれない、ホストファミリーの提供する食事が質素すぎる、ホストファミリーが怖い(そう!友好的ではないいうレベルではなく「怖い」って、どんだけ?)、ホストファミリーに家事や小さい子供の世話を頼まれて自分の勉強時間が確保できないなど、いろんな悩みがあるようです。

 

海外留学というものは、留学生本人の資質だけではなく、契約するエージェント、留学する学区、ホストファミリー、そのときの学校や教育委員会の担当者という様々な要素があります。それによって留学生の日々の生活の大変さは変わりますが、カナダ高校留学においては、すべてが上手くそろうということはまずなく、何かしらの大きな試練があると思っておくのが良いと思います。


⑦に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/08/1_13.html


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2024年8月1日木曜日

留学終了1年後の我が家 ⑤惑わされずよく考えて!

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

昨日から今日にかけて、日本だけでなく、カナダ、ポーランド、マレーシアからもアクセスをいただき嬉しく思っています。


さて、④の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_31.html


このブログをご覧の方の中にはカナダの高校留学を迷っている人もいると思います。このブログでの我が家のリアルな体験談を読んで、カナダ高校留学の大変さを疑似体験し、それとは別の次元で、今通っている学校で明るい未来を感じるのか、ご両親の考え、ご家庭の経済状況(シビアな話です。無茶苦茶お金がかかります。)、日本での高校をどういった状態にして留学するのか、どこで高校を卒業するのか、卒業後の進学はどうしたいのか、いろんな要素をよく考えて決断することをお勧めします。

カナダ高校留学をテーマにした楽しそうなYouTubeやブログはたくさんありますが、安易にその華やかさに振り回されないでほしいと切に願います。その華やかさの裏には留学生本人のものすごい努力、汗、涙があり、華やかさは留学のごくごく一部であることも忘れないでほしいのです。

⑥に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/08/1_6.html


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2024年7月31日水曜日

留学終了1年後の我が家 ④すごい化学反応!

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

最近シンガポール、香港、アメリカからもたくさんのアクセスをいただき、とてもうれしいです!

③の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_29.html

私にとって英語も拙(つたな)い息子が遠く彼方のカナダで学生ビザを失くしたり、留学エージェントのミスや怠慢に振り回されるのを何もできずに見ているのは苦しくて苦しくてたまらなく、脱毛、不眠、いろんなことに悩まされました。そのエージェントと解約後はカナダの高校留学に関して全く知識のない状態の私が東京からサポートをしていたので、それはそれで家族みんなで大変な思いをしました。あまりにも大変だったので、息子が帰国してからもまた何か大変なことが起きるのではないかと、当分の間、理由のわからない不安に取りつかれました。

 

しかし、時間が経つにつれてそんな不安が徐々に薄れてきて、今では息子は他の留学生が味わうことができない大冒険ができたという満足感やリッチモンドの皆さんに対する感謝の気持ちだけがしっかりと残り、とても明るい心持ちでいます。また、息子が留学をしたことで家族の団結が強まりました。息子の留学を通して、息子の粘り強さ、私の英語力とリッチモンドに向けてのコミュニケーション力、夫が状況を俯瞰してくれていて私が判断に迷うと一緒に戦略を立ててくれる力、それぞれの強みが鍛えられ、今となっては、それを併(あわ)せれば、とても強いのだ、これが我が家の強みなのだと思っています。

大変だった体験が化学反応を起こし、次に我が家に何かあっても多分なんとかなるという自信になり、また日々息子、夫、私という家族3人が普通に暮らせるってすごいことなのだと日々の暮らしにありがたみを感じるようになりました。すごい化学反応!

⑤に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/08/1.html


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2024年7月29日月曜日

留学終了1年後の我が家 ③狂気の沙汰(さた)

ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。

②の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_26.html


改めて息子と話しました。「君はこんな英語だらけ、カナダ人(息子の場合はチャイニーズ・カナディアンですが。)だらけの中で一人日本人という環境で2年間過ごしたんだね。狂気の沙汰だね。」というと、「うん。今振り返って考えると、無謀としか言いようがないね。狂ってるよね。笑。」とのこと。本当にそうだと思います(苦笑)。

 

カナダの高校留学というのは、お金もかかるし、子供の将来を大きく左右するので、保護者はついつい子供に「がんばれ!」と言ってしまいますが、実際に自分が息子と同じようにカナダ人に囲まれ、ありとあらゆる文書もコミュニケーションはすべて英語、という立場になってみて初めてその言葉の無責任さを思い知らされます。その大変さがどれだけのものかを理解せずに、横からちゃちゃをいれるなんて、別に親じゃなくても誰でもできますものね。子供の留学を心配や不安に思うことって親の気持ちの問題であって、子供を心配することは、子供の状況を一ミリもよくするわけでもないのにね。

 

留学生の良い親になるって大変なことで、息子の留学を通して私は親修行、人生修行をさせてもらったのだと改めて思います。(「した」のではなく「させてもらった」のだと思うのです。ここ、強調!)

④に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_31.html


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2024年7月26日金曜日

留学終了1年後の我が家  ②私のトーストマスターズ活動

ブログをご覧の皆さん、ブログをみてくださってありがとうございます。 

①の続きです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024_07_25_archive.html


私は、というと、「息子が大学に入学できたら、当分はやりたいことをやろう!」と決めていたので、思い切りやりたいことをやっています。何をやっているかというと、ずっと没頭したかったトーストマスターズの活動をやってます。7月からは今所属しているenRICHed SpeakersTMというリッチモンドにあるクラブで教育担当役員を務めています。教育担当と言いながらも、(当たり前ですが)全部英語で行われる幹部会でのやりとりや他クラブの幹部とのトレーニングやそれにまつわる英語の文書の提出などはわからないことだらけで、メンバーがさらっと読む文書を何時間もかけて理解するので、いくら時間があっても足りませ~ん。

③に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_29.html


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2024年7月25日木曜日

留学終了1年後の我が家 ①息子の大学生活

ブログをご覧の皆さん、お久しぶりです。

更新をしていない間も、日本だけでなく、シンガポール、香港、ドイツから多くのアクセスをいただいて嬉しい限りです!

息子が帰国して約1年が経ちました。コロナ過での留学スタート、留学エージェントとのトラブル、息子の学生ビザ紛失、息子のリッチモンドでの高校卒業の断念、帰国、大学受験という怒涛のような3年近くでした。大学から合格はいただいたものの、何年間も同世代の日本人と接することがなかった息子が日本の大学になじめるものなのか、親としてはとても心配でした。では、我が家の現在は、、、というと、、、、。

 

 

 

とてつもなくハッピーです!


息子は楽しそうに大学に通ってます。息子曰く、自分が一人で悶々と考えていたことの続きを大学で学問として学べているらしく、入学当初は毎日のように授業での興奮が冷めやらず、帰宅するやいなや私に大学での授業で感動した内容を細かく説明してくれてました。説明はしてくれてたんですが、、、私の理解が及ばず(本当に何を言っているか理解ができません。。。)、「こりゃ話してもだめだ。」とあきらめたみたいです。笑。

当然ながら大学での英語の受業もクラス分けで一番上のクラスになったけれども(当たり前ですよね。カナダに2年もいたんですから。)、とても簡単に感じるらしいです。クラブにも入部し、良い仲間や先輩に囲まれながら練習をしたり、合宿に行ったり、とにかく大学生活が楽しいみたいです。よかった、よかった。

②に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/07/1_26.html


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