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①の続きです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023_07_13_archive.html
これは私の推測ですが、そもそもカナダの公立高校は留学生を受け入れることを前提にしたシステムが整ってないのだと思います。しかし、コロナで多くの留学先が受け入れてくれない中、数少ない受け入れ先であったカナダへの留学バブルが起こり、学校側の予測を超える様々な国から留学する学生が増えました。しかし学校の中に留学生の相談する場所としては学校内にはカウンセラーの先生しか該当する担当者がいないので、カウンセラーの先生が担当するということになるのだと思うのですが、カウンセラーの先生としても、本来の業務のぎりぎり範疇か範疇でないかというところなので、先生自身も対応に困り、判断しかねる場面があるのだと思います。
息子も最初はそうでしたが、まず、留学生は英語がよくわからない、学校の仕組みもわからない状態で、カウンセラーの先生にどの授業を取るかなどを英語で相談しなければなりません。しかし、カウンセラーの先生は英語ができない留学生がどういったことに興味があり、どういった授業内容ならついていけるかもわからないというのに相談にのらなければなりません。その前に、かなり英語が拙(つたな)い状態で留学してきて、いったい留学が長続きするかさえも判断できないのに、立場上スケジュールを組むしかないわけです。すでにいろいろ無理ゲーだと思いません、、、?
ちなみに、息子の学校には1000人以上の生徒がいるというのに、もともと4名のカウンセラーしかいません。
その上、リッチモンドにはリッチモンドならではの事情があります。リッチモンドには毎年それなりの移民チャイニーズがどんどんじゃんじゃか入学、転校してくるわけですが、その中には結構な割合で英語が苦手な学生と保護者がいるようで、カウンセラーの先生はその対応もしなければなりません。
さらに、学期初めの1週間は「受講する予定だった授業のスケジュールを替えてもいいですよ。」という期間で、そこでも実際授業を受けてみて受講科目を変更したい生徒も結構います。とにかく学期終わりと学期初めはカウンセラーの先生はとっても大変なのです。
以前、アメリカ人の知人にその事情を話すと「いや、スクール・カウンセラーに留学生がいろいろ相談をするってこと自体、無理がない?だって全生徒対象のカウンセラーなんだから、留学生の日々の相談をするなんてマンパワー的に無理でしょ?」と苦笑いをしていました。そのときは、アメリカとカナダで根本的なシステムが違うのかな?くらいに思っていたけど、今改めて考えると、その人が言ってることはごもっともだと思います。
1000人を4人で割るとして、一人のカウンセラーの先生が250人を担当し、学期初めは授業だけでなく、何かと書類の確認、ホームステイでのトラブル、授業での困りごとなどの相談窓口となっています。そして、留学生に関しては異国の生活での困りごと、ホームステイ先での問題、すべて基本的にはスクール・カウンセラーの先生が相談窓口になるようです。
③に続きます。
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