息子の学校では、月に一度PACミーティング(保護者会)があります。
コロナ前は図書館で行われていたミーティングですが、コロナ過でPACミーティングはチームスを使ってのオンライン・ミーティングとなりました。たまたま、そのコロナ過に息子が留学を始めたので、私は偶然にも日本にいながら遥か遠いカナダのPACミーティングに参加することができました。その後、カナダではコロナがほぼ終結したものと判断され、保護者会は図書館で行われることが決定したわけですが、そのとき、前校長先生が「あなたのような留学生の保護者も参加できるようにしましょうね。」というご配慮のもと、ハイブリット・ミーティングとして開催されることになりました。そして、去年9月からいらした現在の校長先生もその流れを引き継ぎ、ハイブリットでミーティングをしてくださっています。(先生方、ありがとうございます!)
カナダに行ったこともなく、日本在住の私には、PACミーティングは、保護者と校長先生とのリアルなやりとり、カナダの高校のシステム、リッチモンドの文化などいろいろなものを目の当たりにすることができ、本当に興味深いミーティングです。
今回も、校長先生からとても興味深い話がありました。来年度からIndigenous learning(先住民に関する学習)がEnlgish12のコンテンツとして取り入れられることになったそうです。具体的な詳細は後日学校のサイトで公開されるそうですが、校長先生曰く、「シェイクスピアといったクラッシックなものを学ぶのは大事だけど、シェイクスピアは先住民ではないからね。それよりも、カナダ人にとって先住民について学習することは大事なことだ。」だそうです。う~ん、確かにシェイクスピアは先住民ではないけど、校長先生、例えが面白すぎます。笑。
実は、すでに現在の学習コンテンツの中でも、社会科の学習やELLで先住民の歴史に関しては時間をかけてじっくり学んでいるわけですが、今回のBC州の決定事項としては、今までの学習に加え、さらにEnglish(高校英語)で先住民の歴史などを学習することになり、現在教師のトレーニングや教材の準備など着々と進んでいる、ということだそうです。
思いのほか、BC州では、先住民について知ることは非常に大切なこととされているようで、先住民をリスペクトする「ブラックTシャツ・デー」という日も存在し、学校としても、その日は積極的に黒いTシャツを着ましょうね、という指導があります。
こういった様々な取り組みが功をなしているのかと思われますが、BC州の大規模調査では、以前に比べ「先住民について学ぶ場面があった、または先住民について知っている」と答えた生徒の割合が増えた、という結果も出ています。
カナダでは先住民問題、メンタルヘルス、多様性といった、日本ではなかなか公の場で話しにくい難しい問題に関しても、州をあげての大規模調査が行われ、それをもとに何が学校のカリキュラムに必要かが検討され、実際の学習のコンテンツに取り入れられます。この「問題は隠すものではなく、はっきりさせ、ちゃんと学びなおすべきだ。」という姿勢にはカナダらしい潔さを感じます。
先住民に関して来年度から具体的に何をどれだけ学習していくのか、気になるところですが、まずは学校からの発表待ちです。
==以下は翻訳アプリの中国語に加筆などをしたものです。==
在我儿子的学校,每个月都有一次PAC会议(家长-教师会议)。
在Corona之前,这些会议是在图书馆举行的,但在Corona之后,PAC吃东西变成了使用团队的在线会议。 碰巧的是,我的儿子在科罗纳岛那边开始留学,而我虽然身在日本,但恰好能够参加在遥远的加拿大举行的PAC会议。 后来,大家决定,科罗纳在加拿大的工作已基本结束,家长会将在图书馆举行,这时,前任校长说:"我们要确保像你们这样的国际学生家长也能参加。" 前任校长说,因此决定以混合会议的形式举行会议。 自去年9月以来,现任校长继续保持这一趋势,并一直以混合方式举行会议。 (谢谢你,老师!)
作为一个从未去过加拿大并生活在日本的人,PAC会议对我来说真的很有趣,因为我可以看到家长和校长之间的真正互动,加拿大的高中系统,列治文的文化和其他许多事情。
校长再次做了一个非常有趣的讲座。 他说,从明年开始,土著学习将作为一个必修科目(或必修单元)引入。 具体细节将在适当时候在学校网站上公布,但据校长说,"学习莎士比亚等经典作品很重要,但学习原住民也同样重要"。 他说。
事实上,在目前的学习内容中,学生已经在社会研究和英语学习中花了很多时间学习原住民历史,但BC省决定在目前的学习内容之外,在英语(高中英语)中加入原住民历史,目前正在进行教师培训和教材准备。 卑诗省的决定是,除了现有的学习之外,学生还将用英语(高中英语)学习原住民历史,目前教师培训和教材编写工作正在稳步进行。
在不列颠哥伦比亚省,了解原住民似乎比想象中更重要,有一天被称为 "黑T恤日",以尊重原住民,学校积极鼓励学生在这一天穿黑色T恤。
虽然这些不同的举措可能是成功的,但不列颠哥伦比亚省的一项大规模调查发现,与前几年相比,表示了解过原住民或知道原住民的学生比例有所增加。
在加拿大,诸如原住民问题、心理健康和多样性等在日本难以公开讨论的问题,也是大规模、全省性调查的主题,然后用来确定学校课程中需要的内容,并纳入实际学习内容。 这种 "问题不是可以隐藏的,需要澄清并适当地重新学习 "的态度。 这是一种非常加拿大的态度。
明年究竟能学到什么,能学到多少关于原住民的知识,我们将拭目以待,但我们要先等待学校的公告。
致我儿子学校的家长们!
如果仅仅因为会议是用英语进行,而错过了学校的最新消息,那就太可惜了!
来参加我们的PAC会议吧!
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