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①の続きです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_31.html
今思えば、先生とのやりとりは、私が息子の学校が大好きになってしまう様々な出来事の中の一番最初の出来事だったように思います。この出来事をかわきりに私はどんどん息子の学校に惹かれていき、その後にリッチモンド教育委員会の懐の大きさや慈悲深さに気づき、リッチモンドという場所の虜になってしまいました。(私は一度もカナダに行ったことがないんですけどね。笑。)
ところで、私は日本での教育システムは古く、大きな問題を抱えているけれど、とても優れたところもあると思っています。特に日本の学校で学ぶ算数、数学、国語(日本語という言語自体の奥深さ)のレベルは高く、息子もその恩恵にあずかりました。
高校2年生の物理のクラスは20人くらいいたようですが、息子ともう一人のチャイニーズが飛びぬけ成績が良かったようでした。息子の学校はリッチモンドの中でも学習レベルが高いらしいのですが、そんな学校で、遥か日本から来た英語が拙(つたな)い留学生でありながら、飛びぬけ物理で能力を発揮する息子はきっと先生から見ると不思議な存在だったと思います。他の先生方もそうですが、M先生も何かと息子のことを気にかけてくださっていました。
その当時息子はカナダの生活に慣れず毎日大変だったようで、「毎日大変すぎて、留学を始めて半年ってほとんど記憶がない。その頃のことは、思い出そうとしても思い出せない。」そうです。どんだけ~!(あ、これも古いですか。笑。)
そんなあまり記憶がない中、「数学と物理の時間は学校生活の中で唯一のんびりできる時間だった。」そうです。また、息子曰く「先生が「うちの学校は物理のAP(大学相当の授業で、カナダ、アメリカではAPを取っていると、大学でその授業を取ることを免除してもらえるという超お得なシステム。)が取れるのよ。うちの学校の物理のAPは8単位(通常の2教科分の単位)ももらえるお得なシステムだから、ぜひ取った方がいいわよ。」と言ってる。」ということで卒業するまでには物理APを取る気満々でいました。
結局、息子は「超お得」な物理APを取ることなく留学を終えたわけですが、息子にとってはアウェイ中のアウェイであったカナダの高校で、息子の強みを発揮することができた物理の授業とその息子のことを気にかけてくださり、息子のことを高く評価してくださったM先生にはとても感謝をしています。
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M先生の祖国は今、大変なことになっています。先生の祖国ウクライナに平和な日々が戻ることをお祈り申し上げます。
Я молюся за те, щоб в Україні настав
мир.
(私はウクライナに平和が訪れることをお祈りします。)
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