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さて⑩からの続きです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2024/12/blog-post_12.html
私が居心地の良いチャイニーズばかりのRichmond Friendlyからこのnon-Chinese (チャイニーズでない人)で構成されるenRICHed への異動はそれなりの大変さがあったものの、大きな発見がありました。
「文化や価値観の近さ」と「英語という言語を使ってお互いを理解しあうこと」がこんなにも強い相関関係を持っていて、近い文化を持っている人たちと一緒にいるということはとても楽で居心地が良いのだ、という事実は大発見でした。
そして、やっぱりリッチモンドのチャイニーズは優秀さは別格だということがとてもよくわかりました。もちろんnon-Chineseのカナダ人たちも心もお財布も豊かなんだけど、「リッチモンドにいる、その中でも優秀なチャイニーズ」というのはもう全然別格、別物だと思いました。
じゃあ改めて、彼らがどう優秀なのかと言うと、モラルやマナーを守りながら他者を思いやりながら(ここがポイント!他者の気持ちを尊重しないで優秀な人は世の中にたくさんいますから。)、ものごとに対して柔軟で積極的だと思います。そして、彼らが「やる」と言ったら、どんなに困難でもやり遂げちゃいます。英語がネイティブじゃないのに、トーストマスターズの、英語でありかつ複雑なサイトの中をちゃちゃっと調べ、すぐになんでもできるようになり、それをさほど大変だとも思ってないようでした。
中国本土に13億人、さらに世界中に多くのチャイニーズがいるわけですが、リッチモンドにいるチャイニーズは特別なのだと今回改めて思いました。私たちが日々日本で見かける中国人とは全く違う人種なのです。
日本人がリッチモンドに高校留学するというのは、多感で思考が柔軟な十代に、異文化にいるストレスというものが少なく、かつ超優秀なチャイニーズに囲まれて高校生活を送るということです。若いときにそんなに優秀な学友に囲まれるというのはかなり貴重なことで、今からの長い人生にかなりインパクトがあるんじゃないかと思うのです。そう考えると、やっぱりリッチモンドは留学先としてかなりお得感があると思います。
⑫に続きます。
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