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②の続きです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/07/blog-post_14.html
息子の学校に関して言うと、学校側ももちろん留学生に学校生活になじんでほしいと思っているわけで、カウンセラーの先生だけでなく在学生も協力できる体制を作っています。
他の学校にある制度かどうかはわかりませんが、息子の学校ではメンター制度というものがあります。立候補した学生がメンターというものになり、学期の初めから担当する新入生に校内を案内したり、ロッカーの使い方など細かいことをサポートしてくれます。息子が留学をスタートしたときも息子担当のメンターがいて、せっかくがんばっていろいろ説明してくれたようなのですが、なにせ日本人に慣れていないカナダ人の学生の英語での説明だったので、留学したてで英語力が弱かった息子は、その説明もよくわからなかったようです。そういった自分の苦い(?)体験から、新たに留学してくる日本人が困らないようにと、息子は初年度から毎学期、日本人留学生のメンターを務めました。このように、できる人ができることをやろうとしているのですが、やはり限界があるのだと思います。
かくいう我が家は、留学をスタートしてすぐにホストファミリーとちょっとした行き違いがありました。私が英語を話すがゆえに、カウンセラーの先生ではなく、ホストマザーと直接話すことができ、さらにリッチモンドのホームステイ担当の方と直接相談したのでカウンセラーの先生にご相談することなく解決しました。
その時の話はこちらです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_74.html
このように、たまたま我が家は解決できたものの、普通はなかなかそうはいかず、留学生はカウンセラーの先生に相談し、先生は教育委員会のホストファミリー担当の方やホストファミリーに連絡を取り、解決法を探っていくことになるわけで、カウンセラーの先生は留学生とホストファミリーの間を行ったり来たりすることになります。そうは言いながらも、カウンセラーの先生が留学生の丁寧な聞き取りをするというのは時間、マンパワー的に無理だと思うのです。留学生がカウンセラーの先生にご相談しても、異文化を持つ留学生の細かな心情を聞き取るというのは時間も手間もかかるので結構大変でしょう。だいたい留学生が込み入った事情を拙(つたな)い英語で説明すること自体もかなり大変です。カナダの学校では、スタッフも先生方も残業をするという文化はなく、時間になったら帰るのが普通です。ですので、留学生が困っていても細かく対応をするのは難しいのです。結果、どうなるかというと、どうしても同じカナダ人であるホストファミリーの話を中心に聞きがちで、結果として留学生がひたすら我慢することになる、というのが一般的です。
息子の学校は、そもそも英語教育に関して日本人留学生が留学することを前提に学校のシステムが整っておらず、ELL(基礎英語)の先生は先生なりの学習に対する厳しい基準があり、カウンセラーの先生はELLの兼ね合いと留学生が卒業するまでのタイミングなどを総合的に判断するという権限ももたされていないようでした。そして、息子は留学エージェントWの誤情報に翻弄されたこともあり、ELLの先生とカウンセラーの先生の間を何度も行ったり来たりして、結局どうすればいいのか、どのような手続きが必要かかなり困ったようでした。途中から私も話に参加したものの、どうすればいいのかわからず、結局リッチモンド教育委員会が話をまとめてくださいました。
そのときのお話がこちらです。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/01/english10english10-taken-in-summer.html
④に続きます。
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