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2023年4月30日日曜日

留学エージェントについて考える④ 留学エージェントのビジネスとしてのうま味

③からの続きです。

③はこちらです。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/04/blog-post_29.html

我が家は、息子が実際にリッチモンドに2年近く留学してみて、リッチモンド教育委員会というところは教育という聖職に真っ向から向き合おうとする数少ない教育機関だということをよく知っています。

 

しかし、リッチモンドの良さを知る、ずっと前から、カナダの教育委員会すべてがそういうことでもないということも聞いていました。留学生保護者からの一方的な話であり、実際は教育委員会側には教育委員会なりの言い分があるのだとは思うのですが、留学生保護者の話を聞く限りでは、「留学生は金づるかっ!」とつい毒を吐いてしまいそうになる、聞いてるほうも苦しくなるようなひどい体験談はいくつもあります。

しかし、私に言わせると、もっと「留学生は金づるか!」と毒を吐きたくなる矛先は悪質な留学エージェントです。教育委員会がBC州の公の自治体の一部であることに対し、留学エージェントのほとんどは営利団体であり、ビジネスとして利益を追求する会社なのです。

 

そして、体育会系スタッフさんのように、ベタにカナダの高校で学ぶ大変さを正直に話すと、息子のようなビビリはドン引きし、ビジネスは成立しません。対照的に、後々嘘がばれようがどうなろうが、とりあえず「のんびりがんばれば~。」と言っておくという留学エージェントWのような巧みな営業トークがマーケティング活動として成功したのだと思います。いわゆる「営業スキル」というやつです。

 

後々、「エージェントに嘘ぶかれた!」と後々わかっても、「海外のことだし。」「英語でよくわからないし。」ということで、ほとんどのケースが泣き寝入りして終わってしまうのでしょうから、留学エージェントの仕事というものは、契約までこぎつけることだけが優先されがちなのかもしれません。私自身、息子が実際カナダで留学をスタートしてから、エージェントWとの契約を途中解除し、新たな留学エージェントを見つけるという一連の作業をしてみたわけですが、本当に大変でした。留学をスタートしてから、新たにエージェント契約をしてくれる留学エージェントは非常に少なく、ほとんどの留学生のご家庭は、満足していようがいまいが、ずるずると留学を終えるまで最初に契約したエージェントと契約を継続しているようです。

⑤に続きます。

https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/04/blog-post_79.html


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