息子は2021年7月にカナダに渡航したわけですが、その当時は世界的にパンデミックで、カナダに荷物を送ろうにも、重量制限があったり、一時停止となったサービスもあり、本当に大変でした。
ちなみに2022年11月の郵便状況はこんな感じでした。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/11/20221114.html
2023年5月現在、どうなっているかというと、船便、EMS便、国際小包、全復活、フル稼働です!ありがたいっ!大事な書類類は高いけど確実にEMS便で、「重いけど、届くのに2か月かかってもいいや。」という冬物のコートなどを送るときは船便で、と用途ごとにサービスを選ぶといいと思います。
以下、私がこの2年間で学んだ郵送の際の注意点などです。
1:知識豊かで、親切な郵便局を見つける。
これが意外と大事です。私自身、何軒もの郵便局に電話で問い合わせてみたり、実際行ってみたりして出した結論です。
国際便は一度日本を離れると、相手の手元に届くまではどこで、どんな理由で留められてしまうかわかりません。熟練郵便局スタッフの方は経験値から「多分こういう送り方をするとトラブる。」というのを肌感覚で知っていらっしゃいます。
大きな郵便局でシステム的に処理をされるよりも、いっそこぢんまりとした小さな郵便局で、お世話になるスタッフの方と顔なじみになってリアルにアドバイスをいただくのが一番だと思います。自宅から近いかどうかということにこだわらず、少々遠くても頼れる郵便局員さんを見つけることをお勧めします。
2:アルコール類の段ボールは避けたほうが良い。
これは、郵便局の公式サイトなどにも一切書かれていません。しかし、いつもお世話になっている熟練郵便局員の方から、「駄目じゃないけど、関税で止められて、理不尽に日数がかかるケースもある。」というかなり現場目線でのアドバイスをいただきました。私はそんなこともつゆとも知らず、缶チューハイのちょうどいいサイズの段ボールを見つけ、グラム単位でぎりぎりまで詰めて郵便局でもっていってしまっていました。私の缶チューハイの箱をみたスタッフさんが二人かかりで「まずはアルコール表示部分を黒いマジックで塗りましょうか。」「ここは大きく表示があるから、紙をはって、アルコールの記載部分を隠しましょう。」「あら、そうするとグラムが超えるので、蓋の部分をちょっと切り取って軽くしましょうか?」と手厚くお世話をしてくださいました。ありがたいっ!
3:HSコードをちゃんと記載する
国際的に郵送の際に品物ごとに記載する10桁(前後?)のHSコードというものが存在します。
2023年5月現在、船便などはHSコードの記載は必須ではありませんが、将来的には記載が必須になる方向だそうです。
特に薬などは注意が必要で、HSコードが、これでもか!と細かく決まっていて、国際的に薬の郵送に対しては厳しく管理をする、という方針がうかがえます。
ちなみに、我が家は保護者会の資金集めの寄付として、着なくなった衣類などを船便で2か月かけてカナダに送りました。船便ではHSコードは任意ですが、トラブルを避け、細かくHSコードを記載した送り状を作成しました。
これは我が家が学生ビザ紛失騒動で学んだことですが(下にブログのリンクがあります。)、公式にはどこにも書いてないけど、熟練スタッフだから知っているノウハウというものが存在します。学生ビザ、郵便物だけでなく、世の中には「これをやると担当者が再チェックをするために後回しにしてしまう可能性がある。」「これだと担当者が処理しやすい。」といった肌感覚のリアルな感触がわかる人にお願いするとうまくいく、というものがあるのだと思います。その最たるものが、正しい留学エージェント選びだと思います。
私たちはカナダ留学を「英語を学ぶための留学」と思いがちですが、それよりも、もっと大事なことがあるような気がしています。
英語よりももっと大きなくくりで、留学生は祖国を離れて一人で生きていく術を、保護者はそんな子供をどうやってサポートするかという術を学ぶのが留学の一番の醍醐味なんじゃないかと思います。
我が家の学生ビザ紛失騒動はこちらをどうぞ↓
思い出しただけでハゲそうな、とんでもない事件でした。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_14.html
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/05/blog-post_93.html
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