ブログをご覧の皆さん、いつもブログをみてくださってありがとうございます。
私が英語を話し、常に外国人の友人知人との付き合いがあったので、息子は私のおなかの中にいるときから英語を聞いていました。
英語の絵本も大量に読み聞かせ、積極的に欧米人のママ友ともお付き合いをし、常に異文化と英語に触れてきた息子でしたが、中学から始まった英語の授業は苦手でした。息子曰く、単語を覚えるということができないらしいのです。彼と同じDNAを持った私も記憶力が弱いので、すご~くわかります。英語講師である私が「それを言っちゃあおしまいよっ!」って感じですが、単語の暗記って苦痛以外の何物でもありません。はい。
そして、息子からは、幼少期に少々英語に囲まれてたからって、必ず学校で英語が得意になれるというわけでもないということもわかります。残念っ!
しかし、息子は中学3年のときに「海外の高校を卒業留学する。」と決め、英語が苦手、単語が覚えられないと言ってるわけにはいかなくなりました。では何をしたか?
まずは個別塾で英語の文法を徹底的に鍛えていただきました。そして会話と作文はアメリカ人の講師にプライベート・レッスンを受けました。若いってすごいな、と思うのが、週に2回、90分のプライベート・レッスンを1年半年受け続けた息子は、1年半後の留学寸前の段階ではアメリカ人講師と冗談を言い合ったり、環境問題、時事ネタを熱く語り合うようになっていました。
ここで私はぜひ、ブログをご覧の皆さんに言いたいことがあります!
文法、リーディング、リスニングの指導は日本人講師による集団授業でも十分成果は出ると思いますが、海外留学を踏まえての学習ならば、作文、スピーキングはできればネイティブの英語講師から授業を受けることを強くお勧めします。
日本にはたくさんの英語学習用の書籍がありますが、古いものが多いです。また、学校での限られた時間で英語のすべてを説明するのは無理ですから、英語の授業はどうしても効率重視のざっくりとした基本を学ぶことになりがちで例外や、込み入った文法は省略されがちです。こういったもので学習して英語講師になった方の英語には限界があります。(留学準備の学習をお願いするには限界がある、という意味です。)
例えばです。「部長のギャグって痛いよね~。」と言ったら、私たち日本語ネイティブは「痛い=寒い、しょうもない。」ということが即座に理解できますよね?でも日本語の辞書にはそんな説明はないわけです。これが生きた言語です。言語は常に変わり、その時々にネイティブしか使わない表現が山のようにあります。
これを20年中国で日本語講師をしている陳先生が日本に留学する予定の中国人生徒に「「部長のギャグって痛いよね。」というのは間違った言い方で、「部長のギャグってしょうもないよね。」と言わなければなりません。」と指導してしまったとしたら、時間、労力ともにものすごいロスで、もったいなくないと思うのです。
②に続きます。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/06/blog-post_45.html
留学前の英語学習の大切さについてのお話です。↓
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/01/22.html
こちらはトーストマスターズという英語でのコミュニケーション・スキルを磨くための非営利団体の話です。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/03/blog-post_82.html
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