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②の続きです。
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対照的に、日本では学校の先生は30~40名のクラスを担任教師として担当し、生活指導をし、それとは別に担当する科目の授業の後に山のような宿題のチェックやテストの採点をしょっちゅう行い、それとは別に部活の担当をして、土日も生徒の練習に付き合い、モンスターペアレンツや問題の起こった場合の対応に追われます。そりゃ、いくつ体があっても足りませ~ん、って感じですよね。現場をつかさどる、肝心かなめの先生方が日々疲弊しているわけですから、現場からより良い学校作りを積極的に提案をする余力なんて体中をしぼっても出てこないと思います。先生方は、現場ではいろいろなことを感じていらっしゃるのでしょうが、時代に追いつくような改革をしましょう、なんて提案をする話にはならない、なれないんだと思います。
先日、月に一度のPAC(保護者会)ミーティングがありました。いつもは校長先生がいらっしゃるのですが、当日は欠席され、副校長先生が代理でいらっしゃいました。なぜ校長先生がいらっしゃらなかったかというと、先生ご自身のお子さんのホッケーの試合があり、PACには出席できない、ということでした。では、副校長先生は、というと、実は個人的なご事情で、1か月近くお休みをとっていらっしゃり、一時的に代理の副校長先生が学校にいらっしゃいました。校長先生だって、副校長先生だって、ご自身の生活や事情があるわけです。カナダでは、仕事よりも、まずは個人として安全で豊かに生きることが個人の権利として守られているのだと思います。このお二人の在り方を見て、私はますますカナダという国が好きになりました。
④に続きます。
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こちらも参考にどうぞ。
https://kfromtokyojapan.blogspot.com/2023/02/w.html
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